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Xperiaでタッチパネルが操作できない故障が発生したら

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現時点で日本におけるAndroidスマートフォンの人気ランキングでは確実にトップ3に入ると考えられる、SONYのXperia(エクスペリア)

人気がある反面、中には故障が非常に多い型式もあり、いい面と悪い面がそれぞれにあるというシリーズでもあります。→「歴代Xperiaまとめ

そんなXperiaでも、やはり故障が発生することはあります。

最近はそこまでひどいものはあまり見当たりませんが、Xperiaについては一時期、タッチパネルの不良が非常に多いシリーズもありましたので、今回はそうしたXperiaのタッチパネル不良について考えていきます。

関連記事:「Xperiaで自分の声が相手に届かない故障が治らない原因を見つけた

 

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タッチパネルが反応しない一般的な原因とは

Xperiaに限らず、スマートフォンであればどの機種でも、タッチパネルに不良が発生する可能性はあります。

では、一般的に多いタッチパネル不良とはどういうものがあるのでしょうか。

 

タッチパネルの故障

自然故障

タッチパネルの故障の中で、破損ではないものはタッチパネル不良、自然故障に分類されます。

生活の中で特に問題なく利用していたにも関わらず、急にタッチパネルが操作できなくなってしまうようなケースです。過去のXperiaにはこのパターンがやや多かった印象があります。

部分的に操作ができなくなったりするところから始まり、徐々に全体に症状が広がっていくという特徴があります。

何が原因で発生するのかはわかりませんが、少なくとも経年劣化とは言えないケースがほとんどです。

気が付いたら早めにドコモショップに持っていくようにしましょう。

 

破損

破損は基本的にタッチパネル不良とは別の故障と考えるべきですが、当然のことながら割れていたらタッチパネルも反応しなくなります。

表面のガラス部分だけが割れており、中まで破損が及んでいない場合は、ひびが入っているのに操作は問題なくできる、というケースもまれにありますし、逆に外側が割れていないのに、圧力がかかり中だけが割れてしまっており操作不能になっているというケースもあります。

いずれにしても破損判定され、修理には基本的に料金がかかります。破損の度合いによってはケータイ補償サービスでの交換が案内されることもあります。

いずれも難しい場合は、買い替え推奨となります。

 

液晶保護フィルムが原因

実際にXperiaでもあったケースで、一部の液晶保護フィルムが、操作に影響を及ぼしてしまうことがあります

ただ、このケースではどちらに原因があるのかの判定は実際にフィルムを剝がしてみないとわからないので、原因究明のためには保護フィルムをあきらめなければならないので辛いところです。

ただし、最近はドコモから発売されているフィルムもありますし、基本的には、液晶保護フィルムが原因となる可能性は低めだと思います。

 

実際に剥がして試してみる場合には、クリアファイルやプラスチックの下敷きのようなものがあれば、一時的にそちらにフィルムを張り替えて試してみるという方法もありますが、かなり慣れていないとどうしてもホコリが入ってしまって汚くなってしまいます。

特に、ガラスフィルムの場合などは、一歩間違えば張り替えの際に割れてしまいます。

実施するときは自己責任で行いましょう。

 

そもそも自分の指に問題がある場合

職種によって、指がかなり荒れた状態の方もいらっしゃると思います。そうした方々はある程度自覚はあると思うのですが、スマホの反応が悪くなってしまう場合があります。

特に自分の指の状態が悪くなっていないか、一度確認してみるのも一つの方法です。

特に指が荒れていない他人に試してもらうのもいいかもしれません。

 

機種のスペックによる反応遅延

最近のスマホやiPhoneを利用している場合にはあまり考えにくいのですが、かなり前の機種をいまだに利用しているとか、iPhoneからAndroidのスペックが低めの機種に機種変更しただとか、そういうケースに起こりやすいのは、機種のスペックがユーザーの要求についていけていないケースです。

事実、過去のAndroidスマートフォンにはタッチパネル不良じゃないか、と思うくらいタッチパネル感度が悪かった機種もありますし、処理能力不足で、なかなか次に進まない、ということもよくありました。

操作感度のいいiPhoneからスペックの低い以前のAndroidスマホに変えた場合にも、「今まで反応していたのに反応しない」と感じるケースは多いと思われ、それをタッチパネル不良と勘違いしてしまうことはあると思います。

このあたりについては、スマホに慣れた人に見てもらえば、タッチパネル不良なのか元々のスペックの問題なのかはある程度判断できると思いますが、わからない時にはドコモショップに持っていってみましょう。

 

タッチパネルの故障による影響

そもそもスマートフォンとは、タッチパネルを介してすべての操作を行うデバイスであるので、タッチパネルが故障してしまうと、部分的な故障の場合は操作に支障が生じ、全体的な不良の場合は完全に操作自体ができなくなってしまい、一発でお手上げ状態になってしまいます。

よくあるトラブルでは、大事なデータのバックアップをとっていないとか、LINEのメール登録をしていないような場合、操作ができなければもはやどうすることもできなくなります

その場合、最悪のケースではデータ全消去確定で、修理をするかケータイ補償による交換をするか、いずれにしてもデータが戻ってくることはありません。

それくらい、タッチパネルの故障は与える影響が大きいと言えます。

 

Xperiaに頻発したタッチパネルの不具合

かつて、タッチパネルが利用できなくなる故障は、Xpeira ZからXperia Z3くらいまでの機種に多かった印象です。この頃の機種のタッチパネル不良は、完全にメーカー責としてドコモショップにて無償修理を受けてくれたりもしていたようです。それほど、本格的にタッチパネル部分の出来が悪かったのですね。

最近は減ってきているとは思うのですが、それでも当時の印象が残っているため、Xperiaでタッチパネルが反応しなくなった、という話を聞くと、「まだ昔の名残でタッチパネルは弱点なのかな、改善されていないのかな」と思ってしまいます。

 

症状としては、単純に液晶画面の一部がまったく反応しないとか、縦の一部のライン、または横の一部のライン、ホームキー部分やバックキー部分、画面上からのスワイプで通知バーが下りてこないなど様々です。

また、反応しないだけでなく、触っていないのに勝手に誤作動してしまい、ある一部分を連打しているような状態になってしまったり、ブラウジング中の縦スクロールが異常に早く進んだり触ってもいない画面が開いたりと実に様々な誤作動が報告されています。

 

フィーチャーフォン時代も、数字キーが反応しないなどの故障もありましたが、スマホにおけるタッチパネル不良は、何も操作ができなくなってしまうという点で、かなり最悪な部類の故障といえます。

 

Xperiaのタッチパネル故障の場合の対処方法

では、そうしたタッチパネルのトラブルに遭遇した場合の対処はどうすればいいのでしょうか。

そもそも画面が破損している場合には当然のことながら修理に出す、または修理が難しそうならケータイ補償サービスを利用するしかありませんが、タッチパネル不良でもやや軽い状態であれば、一部の反応がしないだけで基本的な操作はできる可能性がありますし、どうにか工夫すればなんとかなるということもあるので判断に迷うと思います。

しかし、故障は故障なので、それ以上症状が悪化しないうちに対処することを考えなければなりません。

もしまだ、操作がある程度可能であるなら、まずは大切なデータのバックアップができているかを先に確認しましょう。

まだそれができていない状態であるなら、最優先でバックアップを実施します。想定される最悪のケースは、データが完全に取り出せなくなることです。そして、タッチパネル不良ではかなり高い確率でデータが取り出せなくなります

 

もし、既に操作をするのがかなり困難な状態の場合、一つだけ取りうる方法があります。

それは、USBマウスを利用するという方法です。家電量販店やネットなどで販売されています。

 

このマウスのいいところは、スマホに直接つなぐことですぐに利用することができるようになり、仮にタッチパネルが反応しなくなってしまったとしても、マウスを利用してポインターで操作をすることができるようになります。

マウスで操作しながらデータのバックアップや、LINEの引継ぎなどを準備することができます。

最近の注意点としては、充電端子が以前のmicro-Bなのか、最近のType-Cなのかをしっかり確認する必要がある、という点です。

もう一点、この方法は機種によって、利用できないケースがありますが、その件についてはここでは触れません。とりあえず実践してみたが早いです。

できるかどうかわからないのにUSBマウスを購入するのはためらわれる、という場合には、ドコモショップに行けば貸してくれるケースもありますので、確認してみましょう。

 

Xperiaの修理か、ケータイ補償か

データのバックアップがどうにかできたなら、次の段階に進みます。

タッチパネルが操作できないのですから、確実に故障しているわけなので、問題は、これが自然故障なのかそうでないのか、という点です。

もし、購入後一年以内で、破損など一切ないのに故障してしまった自然故障と思われる場合、これはドコモショップにて無償修理を受付してくれます。

現在のドコモの修理基準は機種とケータイ補償の加入有無によってまったく異なりますのでかなりややこしいのですが、とりえあずGシリーズ以降でケータイ補償に加入していれば、一年目は自然故障なら無償修理です。→「外してはいけないケータイ補償

 

二年目以降も同じように自然故障の場合には無料で修理してくれることもありますが、一年目との違いとしては窓口で判断してもらえず、あくまでメーカー判断になるようです。

もし破損がある場合は、有償修理と判断されます。

故障の状況によって、修理ができそうにない場合には、ケータイ補償サービスを利用して同一機種と交換、という手続きをとる形になります。

修理の費用とケータイ補償の費用を比較して、お得な方法を選びましょう。

ただし、修理に出すよりもケータイ補償を利用して交換した方が期間的には早いので、どちらを重視するかで判断が分かれます。

ケータイ補償は約二日で新しい同一機種が送られてきます。

修理の場合は最短で一週間、長くて二~三週間ほどかかります。

Xperia故障時のdカード GOLDケータイ補償という選択肢

Xperia故障時のもう一つの選択肢としては、dカード GOLDケータイ補償があります。

dカード GOLDを所有している場合に、直近の購入機種について三年以内に偶然の事故により紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損等)となってしまった際に、同一機種同一カラーの携帯電話をdカードGOLDを利用して購入することで、その購入金額を10万円まで補償してくれるというものです。

条件として、水濡れや全損により修理不能であることが前提なので、ただのタッチパネル不良では利用できない可能性が高いですが、水濡れによってタッチパネルが動かなくなってしまった、というような場合には利用することが可能です。

その場合、通常のケータイ補償による交換費用をかけることなく、同一機種(なければ別機種)を購入しなおし、dカード GOLDで決済することにより、その購入費用を10万円分まで補てんしてもらうことができます。

既にdカード GOLDを利用している人も多いと思いますので、万が一の際に利用を忘れることがないように、心に留めておくといいでしょう。

もしまだ加入していない場合には、メリットばかりのdカード GOLDは早めに申し込みしておきましょう。→「dカード GOLD申し込みからカード到着までの流れ

dカード GOLDに関するメリットがよく理解できていない場合には、「dカード GOLDは本当にお得なのか」を参考にどうぞ。

 

最終的には買い替えを検討するのもあり

スマートフォンに関して、故障からの買い替えは、実は本来はあまりお勧めではありません。

なぜなら、スマホの買い替えにはやや有利なタイミングというものがありますし、緊急を要するとじっくり選ぶことができないためです。→「買い替えてはいけない月の機種変更

とはいえ、有償で修理をしたり、お金をかけてケータイ補償で同一機種に交換したりするくらいならいっそのこと機種変更して買い替えてしまいたいと思うことも十分にあり得ます。

その場合は、状況に応じて買い替えを選択するのも、ありだと思います。

 

ただ、故障で買い替えを選択した場合には、慌てて買い替えを実行するために、本来選ぶはずのない機種を選んだりと、失敗してしまうケースもよくあります。

慌てず自分が何を必要としているのかをよくよく考えて、その上で買い替えを実行しましょう。

余裕があれば、ドコモオンラインショップで手続きをすれば、よりお得にもなります。→「ドコモオンラインショップでの機種変更がリアル店舗より圧倒的に有利な件

 

直近で体験したXperiaのタッチパネルトラブル

Xperia 1Ⅱを最近ずっと利用していたのですが、タッチパネルのトラブルに遭遇しました。

具体的な内容としては、文字入力の際に違和感を覚えたのが始まりでした。

文字入力のミスが、いつになく増えてきた感じがあったのですが、実際には「た」行の部分のタッチパネルの動作が反応しなくなっていました。それにより、フリック入力が部分的に使えず、非常に不便になってしまっていたのです。

とはいえ、修理も既にできませんし、ケータイ補償にも加入していないのでどうすることもできず、やむなくメイン機種を手持ちの別機種に変更して対処しました。

が、しばらくしてXperia 1Ⅱを久しぶりに利用してみると、いつの間にか、反応しにくかった部分が問題なく使えるように戻っていました。

一体何が原因で何故戻ったのかわかりませんが、それを受けて改めてXperia 1Ⅱを使い始めました。

そういうケースもありますので、反応が悪くなった場合でも、まずは再起動してみたり、不要なアプリを削除してみたり、対処できる部分は一度試してみましょう。



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