今回は、ドコモ人気のクレジットカードサービス・dカード GOLDの2年目以降の年会費分の負担を減らす方法を紹介しようと思います。
dカード GOLDはゴールドカードであり、毎年11,000円(税込)の年会費がかかります。その年会費がかからなくなるということはあり得ませんが、dポイントをドコモの料金に充当することで、年会費の負担を減らす方法があります。
他にも、様々なdカード GOLDのメリットを活用して、年会費をはるかに上回る価値を獲得していくことができます。
当記事を読んでいただくことで、dカード GOLDを利用している方はdカード GOLDのメリットをさらに体感できるでしょうし、dカード GOLDを申し込みしようか悩んでいた方も、悩みを払拭して前向きに申し込みすることができると思います。
わかりやすく解説していきます。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
dカード GOLDは年会費がネック
dカード GOLDは、非常にたくさんのメリットがあるゴールドカードなのですが、ゴールドカードであるがゆえの年会費が気になるという方も少なくありません。
1年目の年会費11,000円(税込)は、dカード GOLD入会&利用特典のiDキャッシュバックをしっかり有効活用することですぐに元を取ることができます。加えて、dポイントも10%の高還元率(※)で貯まっていくのですから、損のしようがありません。(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)
しかし、dカード GOLDの利用について悩む人はこう考えます。
「でも、2年目以降も年会費かかるんでしょ?」
年会費なので、当然2年目以降もかかります。これは仕方ありません。その分、様々なメリットを受けることができるのですから、そこは納得するしかありません。
ただ、それでも2年目以降の年会費がどうしても気になるということであれば、年会費分の料金を、ドコモの料金にdポイントを充当することで割引き、負担を減らしてしまうということが可能です。
dポイントをドコモの利用料金に充てる
dポイントのドコモの利用料金への充当は、dカード GOLDでdポイントがドンドン貯まるからこそ、実施できる方法です。
dポイントクラブが2015年12月に開始されたと同時に、dポイントはそれまでできなかった「dポイントをドコモの利用料金に充てる」という機能を獲得しました。
これにより、ドコモの料金を割り引いてしまえば、dカード GOLDの2年目年会費11,000円(税込)がかかったとしても、全体としての負担は通常と変わらない、という状況を作り出すことができます。
この方法なら、2年目以降の年会費の負担を、気分的に軽減することができます。
その上で、dカード GOLDの特典は通常通りそのまま受けることができ、dカード GOLDのショッピング利用が順調に実施されていればより多くのdポイントを獲得することができ、後述する「dカード GOLD年間ご利用額特典」の獲得も狙えるため、完全にお得となります。
3年目以降も同じようにdポイントをドコモ料金に充当していけば、dカード GOLDの年会費負担よりも、毎年獲得し続けることができるメリットの数々によって、全体としては確実にプラスを狙うことができるというわけです。
dポイントのドコモ利用料金への充当は、ひたすらdカード GOLDを利用してdポイントを貯めていけば、毎年繰り返せますし、いつでも利用は可能です。
年会費の負担感を軽くし、dポイントをより多く貯め、その他すべての特典を、しかも家族カードも含めて家族で享受できるのです。
つまり、もはやdカード GOLDを利用しない理由は見当たりません。
実際に、dポイントをケータイ料金に充当する方法は以下の記事で解説しています。
関連記事:「ドコモのdポイントをケータイ料金に充てる方法」
dカード GOLDの年会費がかかるタイミングに合わせてドコモ料金にdポイント充当
ドコモの利用料金にdポイントを充当して割引するのであれば、せっかくですから、dカード GOLDの年会費がかかるタイミングに合わせて充当すれば、あくまで気分的な問題ではあるのですが、精神的負担はより軽くなります。
もちろん、多少タイミングがずれたとしても、結果的にdカード GOLDの年会費11,000円(税込)は発生し、ドコモの料金はdポイントで値引きされているという事実に変わりはないのですが、気になる方はタイミングを合わせることにチャレンジしてもいいでしょう。
そのためには、まずはdカード GOLDの年会費がかかるタイミングを理解しておく必要があります。
一番わかりやすいのは、初年度の年会費がかかった月を覚えておく、という方法です。
例えば、初年度のdカード GOLD年会費が9月にかかったのであれば、翌年も9月に年会費がかかります。
dポイントのドコモ料金充当は、手続きを実施した月の利用分から値引きされますので、dカード GOLDの9月10日引落分に合わせるのであれば、dカード GOLDの8月15日締めで確定している分のドコモ料金、つまり「7月末締め=7月利用分」でdポイントのドコモ料金充当手続きをしておく必要があります。
ただ、そもそも初年度の年会費がかかった月を覚えている人自体少数でしょうから(事実私は毎年忘れています)、その場合dカードサイトでまずは年会費のかかる月を確認する必要があり、これがそもそも面倒です。
しかも、年会費がかかる月にdポイントによるドコモの料金の割引を実施するのは少しややこしいので、個人的にはそこまでこだわらなくてもいいのかな、と思います。
どうしてもdカード GOLDの年会費と、ドコモ料金へのdポイント充当タイミングを合わせたい場合に関してのみ、調整するようにしましょう。
ドコモ料金に充てるdポイントをたくさん貯めておく必要がある
ドコモの料金に、dカード GOLDの年会費11,000円相当のdポイントを充てる場合の大前提として、とにかく多くのdポイントが貯まっている必要があります。
100ポイント程度をドコモ料金に充当しても、割引されたのかどうなのか、よくわからなくてありがたみもないですよね。やはり税込年会費分と同額の1万1,000ポイントはあった方が、充当されて値引きされた感は出ると思います。
スマホを普通に利用しているだけでは年間1万ポイントはなかなか貯まらないと思いますので、とにかくdカード GOLDによるクレジット決済、dカード GOLDの支払いを設定したd払い、「iD」決済などをひたすら利用しましょう。
それを意識するだけでも、相当数のdポイントが貯まります。
もちろん、貯めたdポイントを他のことに使いたいとか、家族の機種変更に使ったので足りない、というケースもあると思います。
そういうケースをも想定して、dポイントはあらゆるところで貯める努力をしておくと非常にお得で便利になります。
実際に私は、ありとあらゆる支払いをdカード GOLDに集約し、2017年、2018年、2019年と3年連続で年間利用額200万円超えを達成しました。
これで、dポイントは単純計算1%分の年間2万ポイント、さらに翌年の年間利用額特典2万円分を獲得した形です。→「dカード GOLDの年間利用額で200万超えを達成したのでその方法を解説してみる」
つまり、最低でも年間4万円分を獲得している計算となり、年会費分を差し引いても+3万円ということになります。
私の場合、実際には、それよりはるかに大きなプラスが出ており、ひたすらdポイントを貯めることに集中したら、どれくらいのポイントが貯まるのかチャレンジした結果も公開しています。→「dカード GOLDで年間どれくらいのdポイントが貯まるかチャレンジしてみる」
是非参考にしてみてください。
【注意】実際にはドコモの料金にdポイントを充当するのはお勧めできない
と、ここまで説明してきていきなり否定するようなことを書きますが、実際にはdポイントの活用方法として、dカード GOLD利用の方がドコモの利用料金に対して充当するのはお勧めできません。
何故なら、ドコモの利用料金に対してdカード GOLD所有によってせっかく10%還元が実施されるのに、dポイントを充当して割り引いてしまうと還元されるポイントまでなくなってしまうためです。
なので、同じ1万ポイントを利用するとしても、ドコモ利用分に充てるともったいないので、他のところで利用した方がいい、というわけです。
もちろん、そんなことよりもとにかくドコモの利用料金がdポイントで割引できるならそっちがいい、という方もいらっしゃるでしょうから、後は考え方次第です。
一応注意点として押さえておいてください。
dカード GOLD年間ご利用額特典を獲得する
何度か前述したdカード GOLDだけの特典「年間ご利用額特典」は、1年の間(12月16日から翌年12月15日まで)の利用額が100万円または200万円を超えた場合、それぞれ11,000円相当/22,000円相当分の特典がもらえる、という内容です。→「dカード GOLD年間ご利用額特典を最大活用する」
そもそもこの特典だけでも、年会費分の元は確実に取れるわけです。しかも、年間利用額100万円を超えた段階で、特典11,000円相当に加えて通常dポイントが1%分貯まっているわけなので、この時点で確実にプラスです。
ドコモおよびドコモ光の利用分に対する10%還元もあることを考えると、相当プラスになっているはずです。
だからこそ、毎月の生活費等の利用額をとにかくdカード GOLDに集約することで、年間100万円、可能ならば200万円を達成していけば、どんどんプラスの額が大きくなっていくという仕組みです。
実際に年間利用額200万円を突破することができたなら、年会費11,000円(税込)は全然気にならなくなっていると思います。
それくらい大きな特典ですので、確実に利用料金をdカード GOLDに集約し、普段の買物もクレジット決済/d払い/iD決済を積極利用していきましょう。
dポイントスーパー還元プログラムを忘れずに利用
dカード GOLD年間ご利用額特典のためにしっかりdカード GOLDを利用した場合、年間ご利用額特典11,000円相当分と通常dポイント1%分で約1万円分が獲得できる、と先に書きましたが、dポイントスーパー還元プログラムの条件をしっかり満たしていれば、さらにお得さが増します。→「ドコモのdポイントスーパー還元プログラムがあまりにお得すぎる」
dポイントスーパー還元プログラムの条件の一つに、「ドコモご利用料金の支払いがdカード/dカード GOLD」という条件があります。これを満たしているだけで、d払い(dカード)またはiD(dカード)決済時の金額に対してさらに1%プラスでもらえることになります。
つまり、年間利用額の100万円をすべてd払い(dカード)で実施していたとしたら、さらに1万円分ほどのプラスになる、というわけです。
さらにさらに、これがもし、dポイントクラブのステージがプラチナステージだった場合、さらに1%です。
この時点で、年間100万円利用を達成することで最大4万円分、年会費相当を引いても最大3万円相当はプラスになる計算です。
これが、年間200万円利用であれば通常dポイント2万ポイント、年間ご利用額特典2万円分、dポイントスーパー還元プログラム分が+2%で4万ポイント分、合計で8万円分、年会費相当を引いてもなんと7万円分のプラスです。
私の場合、さらにdマーケットの利用とDISNEY DELUXEの利用があるので、さらに+3%、dポイントスーパー還元プログラムだけで+5%です。つまりd払いやiDによる利用が年間200万円なら、それだけで10万ポイント、通常ポイント2万ポイントと年間ご利用額特典2万円分を加えると、14万円分、年会費相当を引いても13万円分のプラスです。
自分でもそんなにプラスになっているとは思っていなくて、今計算して驚いたのですが、相当大きいです。まぁ、実際には年間利用額のうちすべてがd払いやiD払いになることはないので、正確にはもっと減るとは思いますが、それでも大きい金額です。
また、dポイントスーパー還元プログラム分はdポイント(期間・用途限定)なので、通常ポイントに加算されていくわけではないのですが、結局ポイントを使っていけば同じ話ですから気にする必要はありません。
もはや年会費が非常に小さい金額に思えてきますね。
逆に言えば、dカード GOLDを利用していないことで、これだけプラスになる可能性をすべて逃してしまっている、ということになるわけです。如何にもったいないかがわかると思います。
ドコモ光・シェアパック・ギガホ利用時などの10%還元のパワーも忘れずに
ドコモ料金およびドコモ光利用料金に対する10%ポイント還元は、dカード GOLD利用時の最も基本的な還元です。特にドコモ光利用時やシェアパックの代表回線、ギガホ利用時などには効果が大きくなるので、dカード GOLDは忘れずに利用しておきたいところです。
特に光について、「まだNTTのフレッツ光のまま」とか、「他社光を使っている」というケースは非常にもったいないので、素早くドコモ光の転用・新規契約・事業者変更を検討しましょう。→「ドコモ光は本当にお得なのか」
そのほかのdカード GOLDの特典に関しては、「dカード GOLDが本当にお得なのか」で詳細解説している通りです。数多くのメリットを享受できます。
今なら入会&利用特典によるiDキャッシュバックも実施されていますので、このチャンスにお得なdカード GOLDを利用していきましょう。→「dカード GOLDの特典キャンペーンまとめ」