少し遅れましたが、先日発売された日経トレンディの2017年10月号で、「最強・クレジットカード新基準」という記事が掲載されました。
その記事内で、なんとゴールドカード部門1位に、ドコモのdカード GOLDが選ばれました。
記事の文面の一部をそのまま引用します。
dカード GOLDは年会費11,000円(税込)ながら、航空機遅延保険まで備え、ドコモユーザーなら購入から3年以内のスマホの破損や盗難が補償される。還元率は1%、ローソン、マクドナルドが3%引きになるなど、日常使いにも優れ、死角がない
※マクドナルドの3%OFFは2018年3月31日で終了しました。
様々な他のゴールドカードを抑えての堂々の1位です。素晴らしいですね。
今回は、日経トレンディで他のゴールドカードと比較され、1位を獲得したdカード GOLDのメリットについて、日経トレンディの記事に沿いながら詳細を見ていこうと思います。
日経トレンディ・ゴールドカード部門1位「dカード GOLD」
ばっちり1位にランクインしています。2位でも3位でもなく、やはり1位は特別です。目立ちます。
各種有名ゴールドカードを抑えての1位、総合力の勝利ですね。
以下、今回日経トレンディのランク付けにおいて評価された点を一つずつ確認していこうと思います。
還元率
他社のゴールドカードと比較した場合、dカード GOLDの1%という還元率は決して突出しているわけではありません。
そのため、最大還元率が1.5%のエポスゴールドカードに後塵を拝しているわけですが、ここはドコモユーザーとしては「いやいや、ちょっと待って」と訂正を入れたくなるところです。
何故なら、ここではドコモおよびドコモ光利用分に対する10%還元※が触れられていないためです。(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)
しかし、それを言い出すと、楽天プレミアムカードも「楽天市場で還元率4%上乗せ」という特徴を持つように、比較が難しくなるため、「還元率」ではあくまで通常クレジット利用の場合の還元率で比較してあり、ドコモユーザーに対する10%還元については、最後の「割引、優待特典など」という項目で評価されています。
ただし、dカード GOLDにおけるもう一つの大きな特典の、年間利用額特典による最大2万円分の特典はこの記事内では一切触れられていません。非常にお得なポイントなのですが、ここを評価に入れればさらにdカード GOLDの1位は固いといえそうです。
今回日経トレンディの記事内で取り上げられていないdカード GOLDのメリットについては、当記事後半で解説します。
年会費
ゴールドカードの年会費は、全体的に徐々に下がってきていると思いますが、それでもdカード GOLDの1万円という年会費は安い部類に入ります。
今回比較されている中で一番安いものとしては、5000円のゴールドカードもありますが、さすがにあまり年会費が安くなってしまうのも考えものです。何故なら、ゴールドカードにはゴールドカードとしてのステータスがあり、「年会費が安い」=「ステータスが低い」という印象につながらないとも限りません。
そういう意味で、dカード GOLDの年会費11,000円(税込)はちょうどいい水準と言えるのではないでしょうか。
そもそも他の部分で簡単に元が取れてしまうので、正しく利用していけばdカード GOLDにおいて年会費が負担になることはありません。→「dカード GOLDは本当にお得なのか/年会費を回収する方法まとめ」
ポイント付与対象の電子マネー
dカード GOLDで利用できるポイント付与対象の電子マネーは、「iD(アイディー)」です。Apple Payも利用可能ですが、Apple Pay利用時にも「iD」を利用します。→「iD払いとクレジットカード払いの違い」
ほかには、QUICPay、モバイルSuica、楽天Edy、nanaco、PASMOなどがありますが、結局このどれが有利かといえば、利用できる場所の多さによる、ということになります。
首都圏であればSuicaがあると非常に便利ですし、ローソンやマクドナルドによく行く人は「iD決済による3%OFF」があるdカード GOLDが有利です。
ポイントの利用・移行先
貯まったポイントをどういう形で利用できるのか、という点は非常に重要で、貯まっても使うところがないポイントではどうしようもありません。
そういう意味では、dポイントはドコモの利用料金に充てることもできますし、dマーケットでも利用可能、さらにはリアル店舗でもローソンやマクドナルドを中心としたdポイント加盟店で利用することができます。
また、iDキャッシュバックという形でiDに移行してしまうこともできるため、基本的にiDが利用できる店舗ではどこでも使えるという認識で間違いないと言えます。
保険
今回dカード GOLDの評価が非常に高かったのが、この保険についてです。
ショッピング保険・海外旅行保険・国内旅行保険それぞれに高い評価がつけられています。
海外旅行保険は自動付帯(一部利用付帯)、国内旅行保険は利用付帯とされていますが、「旅行代金をdカード GOLDで支払っていた場合に適用される」ことを利用付帯と言い、ただ所有しているだけで保険適用されるのが自動付帯となります。
dカード GOLDの場合、海外旅行保険は基本的には自動付帯なのですが、一部旅行代金を支払っていた場合に保険金額が最大まで上がるという特徴があるので、基本的には海外旅行も国内旅行も、支払いにはdカード GOLDを利用するようにしましょう。
そうすれば、わざわざ高い金額を出して旅行保険に加入する必要がありません。
さらに、航空機遅延保険が国内・海外で適用され、dカード GOLDのように2万円が適用される会社は少ないです。そのため、この部分も高く評価されています。
dカード GOLDの海外旅行保険→「dカード GOLDは海外旅行保険という観点から検証すると絶対的にお得」
dカード GOLDの国内旅行保険→「dカード GOLDの国内旅行保険の価値を知る」
割引、優待特典など
最後に、割引、優待特典の項目で、ローソン、マクドナルド、ノジマなどで3%引き、ドコモ通信料金10%還元が触れられています。
さらに、空港ラウンジ無料利用についてもこの部分で評価されています。→「dカード GOLDで無料利用できる空港ラウンジ」
この辺りは、dカード GOLDを既に所有している人はよくご存知の特典だと思います。
他社ゴールドカードにも様々な特典がありますが、まずdカード GOLDが圧倒的に有利なのは、ドコモユーザーである場合のメリットの大きさです。毎月の利用額が少なければ、確かに10%還元のメリットは薄れますが、それでも仮にそれを考慮せずとも得られる様々なメリットは計り知れないものがあります。
ということで、日経トレンディの記事の中で触れられていないdカード GOLDのメリットについても以下確認しておきます。
dカード GOLDのさらなるメリット
上の写真は、日経トレンディのゴールドカードランキングページとは別ページで特集されているdカード GOLDの記事です。
とにかく、保険/補償の充実度で推されています。
dカード GOLDケータイ補償や、家族カードを持つ家族会員に対する旅行保険についても触れられています。
しかし、まだまだ足りません。ここまでで足りていないdカード GOLDのメリットを補完していきます。
dカード GOLD入会キャンペーン
dカード GOLDに入会した際、最大12000円分のiDキャッシュバックがもらえるキャンペーンが実施されています。
このキャンペーンでもらえるiDキャッシュバックをもれなく獲得できたなら、その時点で年会費分をあっさり回収できてしまいます。これは非常に大きなメリットです。→「dカード GOLDキャンペーンまとめ」
年間利用額特典
dカード GOLDを年間100万円以上利用すれば1万円分、200万円以上利用すれば2万円分の年間利用額特典がもらえます。→「dカード GOLDの年間利用額特典を最大活用する」
この特典を獲得するためにはとにかくdカード GOLDをしっかり利用していく必要があるので、上記のdカード GOLD入会キャンペーンとも関係してきます。
年間利用額特典を獲得できるように取り組むことが、ひいてはdカード GOLD入会キャンペーンの特典2まで(合計1万円分)のiDキャッシュバックを受けることにつながります。
そのため、うまくいけばキャンペーン分と年間利用額特典だけでも、最大3万円分の実質的バックがあるというわけです。非常に大きなメリットと言えるでしょう。
関連記事:「dカード GOLDの年間利用額特典で200万円超えを達成したのでその方法を解説してみる」
プレミアムクーポン利用可能
たかがクーポンだと思って甘く見ることなかれ、という部分です。
実は非常に使えるクーポンも少なくありません。ローソンやファミリーマートの隔週更新のクーポンや、JALのサクララウンジが利用できるチャンスなどもあり、様々な活用ができます。→「dカード GOLDでJALのサクララウンジを利用する方法」
うまくいけば、このプレミアムクーポンだけでもかなりの金額分、お得になります。→「必見! dカード GOLDのプレミアムクーポンまとめ」
dカードゴールドデスクが利用できる/傷も汚れも紛失も不明点も
dカード GOLDユーザーの心強い味方になってくれるのが、dカードゴールドデスクです。→「dカードゴールドデスクを利用してみた」
dカード GOLDユーザーが利用できる専用ダイヤルで、わからないことがあったときには質問で電話をしてもいいですし、もし万が一、dカード GOLDを汚してしまったり傷がついてしまったりしても無償交換してくれますし、紛失してもすぐに対応してくれます。→「dカード GOLDを紛失してしまった! 慌てず手続する手順」
こうした専用ダイヤルの存在は、実際利用する場合の最後の一押しともなるポイントと言えます。
海外旅行時にVJデスクが利用できる
日経トレンディの記事内でも、海外旅行保険のことについてはしっかり説明されていましたが、VJデスク(旅のサポート)については一切触れられていませんでした。
実はこのVJデスク、うまく活用すれば非常に便利な仕組みで、エマージェンシーサービスとして、海外でのトラブルにもしっかり対応してくれるのです。
海外旅行保険だけを知っていても、このVJデスクの存在を知らないと緊急時に対応できません。
海外でトラブルに遭遇するとどうしてもパニックになってしまうと思いますので、海外に旅立つ前に、「リスクへの対策」として、VJデスクの全体概要を抑えておきましょう。→「dカード GOLDのVJデスクは海外旅行時に是非利用したい」
ドコモユーザーにとって欠かすことのできないdカード GOLD
元々dカード GOLDに様々なメリットがあるのは、既に多くのドコモユーザーの方に認知されてきていますが、今回日経トレンディにおいてゴールドカード1位として評価されたことで、ますます多くのユーザーにそのお得さが実感されてきたのではないでしょうか。
ざっと見てきただけでも、記事で評価基準にされていない部分にも多くの特典が含まれているdカード GOLDを、特に入会キャンペーンが実施されている今のうちに、申し込みしておきましょう。
ドコモ公式→dカード GOLD