ずっと、申し込みしよう申し込みしようと思っていながら、なんだかんだで忘れてしまっていた日興フロッギー+docomo。
ようやく申し込みを完了させました。
元々私は株為替などの投資全般を普段から利用しているので、今更投資初心者向けの日興フロッギーを利用する必要性があるだろうか、という思いもあったのですが、決め手となったのはやはり、dポイント(期間・用途限定)も利用することが出来る、という点に尽きます。
どうしても期間の設定が短めに設定してあるdポイント(期間・用途限定)は、何らかの形で早めに利用していくしかなかったわけですが、日興フロッギーで利用できるとなると話が変わってきます。
dポイント(期間・用途限定)を日興フロッギー+docomoで有効に活用するための流れを解説していきます。
日興フロッギー+docomoのメリット
dポイント(期間・用途限定)は、d払いのキャンペーンや、プランによってはずっとドコモ割プラス、子育て応援プログラムやずっとドコモ特典、さらにはサービス終了予定のdポイントスーパー還元プログラムなどで多く獲得することができます。
その利用用途としては、今までは個人的に、ひたすらdブックで漫画を購入したり、dミールキットの料金に充てたりしていたのですが、日興フロッギー+docomoで利用できるとなると優先順位が完全に変わります。
日興フロッギーは元々、「情報メディアと取引機能が一体化した投資サービス」です。
基本的には、投資初心者の方など、学びながら投資をしてみたいという方に非常に向いているサービスと言えます。
また、通常の株取引ではそれなりの資金を用意しないと欲しい銘柄がなかなか買えないということもありますが、日興フロッギーでは少額から始めることができるため、まとまった資金を用意する必要もありません。
様々な投資関連の情報に触れながら、投資について実践を通じて成長していく手助けをしてくれます。
日興フロッギーでは、キンカブ(金額・株数指定取引)の金額指定取引が利用できます。
キンカブの金額指定取引に関する手数料体系、売買単位、約定単価等の商品性は日興フロッギーの他に日興イージートレードも同じですが、両者の違いとしては、日興フロッギーでは学びながら株が買える、記事からそのまま株が買えるというキンカブ売買までの画面遷移や実際の投資行動までの体験が異なります。
その他、日興フロッギーではドコモのdアカウントと連携することによって、投資をしながらお得にdポイントを貯めたり、貯まったdポイントを使ってキンカブ取引することも可能です。
そしてこれこそが日興フロッギー最大のメリットでもあります。
本来短期で消費していくしかない、dポイント(期間・用途限定)を、積み立てのように毎月株の購入に充てることで、非常に効果的な運用を目指すことができます。
記事を読んで株を買う/直接銘柄を検索して買う
日興フロッギーでは、各種様々な投資に関する記事が揃えられています。
「人気」、「マーケット」、「銘柄」、「ETF」、「億り人」、「お金入門」、「配当と優待」、「投資テク」、「マンガ」、「インタビュー」、「3分でわかる」と、お好みの内容を選んで学ぶことが出来ます。
また、それぞれの記事に内容に応じたお勧めの銘柄などが記載されていたりするため、納得の上で購入しやすい形となっています。
ただ、元々目的の銘柄があるとか、投資に慣れた人にとっては、逆にそういう形は面倒に感じてしまうこともあると思いますので、その場合には検索窓から直接銘柄を検索して購入することも可能です。
私の場合はある程度購入銘柄に目途をつけていたので、検索で見つけて購入することにしました。
日興フロッギーでは、株だけでなくETFも買える
日興フロッギーを開始するにあたって、実はそこまで深く調べてはいなかったのですが、実際に始めてみて、株だけでなくETFも買えたのは非常に嬉しかったです。
ETFとは、日本語では「上場投資信託」と訳されていますが、「Exchange Traded Funds」の略です。簡単に解説するなら、特定の株のまとまりに連動する形で運用されている投資信託、という感じで、日経平均株価や東証株価指数、ダウなど、大きな枠組みに対して投資するようなイメージです。
個別株に投資するよりももっともっと大きな目線で投資できるので、個別株の上下変動にイチイチ気をもむ必要がなく、長期投資や初心者にも向いています。
日興フロッギーでは投資信託を買うことはできませんが、ETFは買うことができたので、私は個別株よりはこちらを選択することにしました。
日興フロッギー申し込みから書類到着までの流れ
日興フロッギーの申し込みから実際に利用できるようになるまでには、一週間前後かかります。
まず、申し込みから数日後に口座開設手続きが完了すると、封筒が送られてきます。
中には、日興イージートレードの申し込み手続き完了のご案内が封入されています。
支店コードや仮パスワードの記載があるものの、これだけではまだログインはできません。口座番号がわからないためです。
口座番号については、別便で送られてくる「口座開設のご案内」に記載されています。
数日後、「口座開設のご案内」とスターターキットが届きました。
ざっと確認しましたが、わかる人はスターターキットは別に読まなくても問題なさそうでした。が、初心者の方はしっかり内容を確認した方がいいでしょう。
口座がわかると、支店コード+口座番号、そして仮パスワードでログインが可能となります。
直後にパスワードを変更したら、事前手続きは完了です。
日興フロッギーとdアカウントを連携させる
今回の元々の目的は、日興フロッギーで資金を運用することではなくて、dポイント(期間・用途限定)を運用することです。
ということで、日興フロッギーのアカウント開設が完了した段階で、早速dアカウントとの連携を実施することにしました。dアカウントと連携させなければただの日興フロッギーの利用になってしまい、「+docomo」の意味がありません。
日興フロッギーにおけるdアカウントとの連携は、非常にカンタンです。
日興フロッギーのサイト上にて、dアカウントを連携する、というボタンがすぐに見つかるため、これを選択し、dアカウントにログインをすることで、連携を完了させることができます。
連携が完了すると、dポイントがすぐに「マイ資産」に反映されます。
が。
私の場合、dポイント連携は間違いなく完了しているにも関わらず、dポイントが全く反映されませんでした。
日興フロッギーにdポイントが反映されない場合の対処
おかしい、と思いながらFAQを調べたりしていると、以下の内容を見つけました。
「1」のケースでは、確かに私はdアカウントを複数所持しているものの、連携したアカウントは間違いなくメインのアカウントであり、dポイント共有グループ代表回線のdアカウントです。これは問題ないはず。
「2」のケースを確認すると、「複数のdポイントカード」を保有している場合のエラーの記載があるため、可能性があるとしたらこれかもしれないと考え、登録しているdポイントカードを、dカードの分を除いて一つずつ解除してみました。
最終的にオンライン発行dポイントカードまで解除して試しましたが、結果としてdポイントは反映しませんでした。
どういうことだろう、と思い、原因を考えていたところで、一つ思いついたのが、「dポイントカード利用上限設定」についてです。
以前、店舗で誤ってdポイントを利用されてしまった経験から、dポイントカード利用上限を「0」に設定し、dポイントを利用できなくしていたのです。
原因はこれではないだろうか、と、一時解除して試してみたところ、無事dポイントを日興フロッギーに反映させることが出来ました。
実際にdポイントで株/ETFを買う
dポイントが反映されたなら、あとは簡単です。
目的の銘柄を見つけ、「買う」を選択、決済方法で「保有dポイント」を選択したなら、あとは購入金額を決め、注文を入れるだけです。すぐに約定するわけではないので、あとはのんびり待ちましょう。
長期投資なので日々の値動きもそう気にすることなく、定期的にまたdポイント(期間・用途限定)で買い増しし、時間的な分散をすることでリスクを軽減します。積立投資のようなものですね。
今までdブックに消えていたdポイント(期間・用途限定)の、非常にお得な使い道が見つかった瞬間でした。
本当にもっと早く手続きしておけばよかったです。
ちなみに、dポイントで株/ETFの購入を行った場合、確実にdポイント(期間・用途限定)から消費されますので、通常dポイントから消費されたらどうしよう、と心配する必要はありません。
時間を味方につけて、大きな利益を
投資において最も低リスクで利益を上げるための方法としては、やはり時間を味方につけることです。
長期的に見れば、まだまだ世界の人口は増えていきますし、人口が増えるということは必要物資も増え、働き手も増えることで経済は成長余地しかありません。
そう考えると、10年、20年という長期スパンでドルコスト平均法を活用しつつ経済の成長余地がある地域、または世界全体に投資することで、大きな利益が期待できます。
しかも、それを自分自身の資金を全く使うことなく、dポイント、しかも期間・用途限定ポイントで実施することができる、日興フロッギー+docomoは、それこそ投資のスタートとしては最適のサービスと言って間違いなさそうです。
他に、ドコモの投資系サービスとしては、dポイント投資やTHEO+docomo(テオプラスドコモ)もありますが、dポイント投資はdポイント(期間・用途限定)を利用することができませんし、テオプラスに関してはポイントではなく資金が実際に必要です。
とはいえ、テオプラスドコモ開始当初からずっと運用を続けている方は、現時点(2021年5月)ではかなり大きな利益が出ているとはずですし、結局は長期的視野で運用できるかどうか、ということかもしれません。
あくまで投資は自己責任ですが、自分の投資経験を踏まえながら、各サービスを活用していきましょう。