人生には様々なステージが存在すると思いますが、最も劇的に生活環境が変わるタイミングとしては、やはりプロポーズからの結婚、そして出産までの時期ではないでしょうか。
それまでの人生における主役は自分自身のみだったと思います。そこにパートナーを得、そして主役が自分から次の世代の子へと移り変わっていく過程は、その当事者である自分自身の人生観を大きく変化させますし、事実生活自体も確実に変わります。
そんな中で、利用しているドコモのプランやサービス、スマートフォンにも、求める内容が変わっていきます。
結婚出産というイベントはドコモにおいてもそれなりに重要で、実際にファミリー割引の統合や改称など、実施するべき手続きもあります。
もし夫婦の一方が他社を利用している場合には、MNPによるドコモへの転入も検討する必要があるでしょう。
今回はそうした、プロポーズから始まる人生最大の転換点におけるドコモの手続きの流れを解説していこうと思います。
プロポーズから変わり始める人生/結婚式を見据えたdカード GOLDの申し込み
たった一言のプロポーズの言葉から、一気に人生の歯車が動き始める人は少なくないはずです。
それは外側から見ればまったく特別ということもない普通の一言かもしれませんが、当事者同士にとっては、そこから未来へ連なるルートをある程度決定づける重要な一言でもあります。
結婚が決まれば、様々なことを考える必要が出てきます。その中でまず選択するべき項目として、「結婚式を挙げるかどうか」という点が挙げられます。
最近は式を挙げない人も増えてきていますが、人生の一つの区切りとしての結婚式は、特に女性側からすれば一生に一度の晴れ舞台としてもまだまだ需要はあるのではないでしょうか。
しかしここでネックになるのは式の費用です。
結婚式を挙げない人が増えている最大の要因はやはりこの資金の問題ではないかと思います。どれくらいお金をかけるかにもよりますが、それでも平均すれば300~500万円程度は普通にかかるでしょうから、決して安い金額ではありません。
もちろん、招待したゲストからの祝儀によってかなりの部分を補えるとはいっても、多くの場合にはある程度は手出しが発生するはずです。
ここで頭に入れておきたいのが、dカード GOLDで結婚式費用を支払う、という方法です。
結婚式の費用は高額です。そのため、dカード GOLDでその費用を支払った際に貯まるポイントも馬鹿にできません。仮に300万円をdカード GOLDで支払ったなら、ポイントだけで3万ポイントが一気に貯まります。
それに加えて、dカード GOLDを利用して支払いを行うということは、実際の支払いタイミングを若干後に遅らせることができるというメリットもあります。
dカード GOLD払いにすれば、いただいた祝儀の額を確認した上で支払いができるという点も大きいと思います。
そのため、結婚式場を探す際の一つの目安として、クレジットカード払いが可能かどうか、も含めて考えておくといいでしょう。
基本的にdカード GOLDの支払い限度額は、初期値で通常高くて100万円なのですが、冠婚葬祭で利用する場合などに利用できる「利用枠一時引き上げ」という手続きが可能となっており、利用限度額を一時的に大きく拡大することができます。
もちろん大きな金額の利用になるため審査がありますが、過去に支払い遅延等がなければ、ある程度までは認められるものと思われます。
この利用限度額の引き上げについては、新規契約をしたばかりで過去のdカード GOLDの利用が全くないと不利になる可能性もありますので、ある程度早めに申し込みをしてdカード GOLDを作っておき、支払い実績を積み上げておく方が間違いないと思われます。
関連記事:「dカード GOLDの利用枠上限を引き上げてみた」
結婚で変わる姓と家族/ドコモの改称とファミリーグループ変更
結婚式は人によって「挙げない」という選択肢もありますが、結婚にあたって確実に発生するイベントの一つが改称です。現在の日本の民法の下では夫婦別姓は選択できないため、好むと好まざるとにかかわらず、夫か妻か、どちらかの姓に統一する手続きが発生します。
そしてそれは、ドコモにおいても同じです。新しい姓に統一する必要があります。
さらに結婚に伴い、ファミリー割引を必要に応じて組み替えたり、請求をまとめたりすることもできるようになります。
この改称他の手続きに関しては、別記事にて詳しく解説してありますので、そちらも参考にされてください。
関連記事:「ドコモユーザーが結婚した場合の「改称」他の手続きを考える」
夫婦でお得な料金プラン
結婚生活開始とシェアパック利用
夫婦としての生活が始まりファミリー割引等の手続きも完了してしまったなら、家族間の通話は無料になるので非常に便利になります。(もちろんそれまでもカケホーダイプランで無料だった可能性はありますが)
さらにそれに加えて利用していきたいのが、シェアパックです。データ容量を二人でシェアすることで、例えば夫があまり容量を使わない場合には妻がその分の容量を利用することができ、効率よくデータ容量を利用することができます。
単独でSパックとMパックを組んだとして、2GBと5GBで合計7GBですが、実際に利用している容量が1GBと3GBだった場合、二人で3GBも余っているわけです。
これをシェアパック5にしてしまえば、夫が1GB、妻が残りの4GBを利用できると考えると、データSパック+データMパックで8500円かかるところが、シェアパック5なら6500円で抑えることができるので料金も安くなって非常にお得です。
自宅のインターネットはドコモ光
シェアパックの利用を開始したなら、次に考えたいのがドコモ光の利用です。
自宅のインターネットがフレッツ光であるなら、ドコモ光に簡単に転用できますし、まだインターネットをひいていなければドコモ光の新規申し込みをしましょう。
もし他社インターネットを利用しているのであれば、変更には工事等が伴いなかなか大変ではありますが、先々を見据えたトータルコストを考えて早めにドコモ光に変更してしまうことを検討しましょう。
ドコモ光がこの場合どういうメリットをもたらすのかというと、シェアパックがセット割引としてのドコモ光パックとなる、という点です。
利用しているパケットパックごとに割引が適用され、よりお得になります。
関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか」
dカード GOLDによる10%のポイント還元
さらに、シェアパックとドコモ光の利用が発生するのであれば絶対に忘れてはいけないのがdカード GOLDです。
既に結婚式の段階でdカード GOLDを所有していて支払いに利用しているのであればそのままで問題ありませんが、配偶者のための家族カードを必ず発行しておきましょう。→「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいないという話」
さらに、ドコモ光やシェアパックの料金に対するポイント還元率がdカード GOLDを所有していることで10%となり、dポイントがどんどん貯まっていきます。非常にお得です。
もし万が一この段階でまだdカード GOLDを所有していない場合には、早めの申し込みをしておきましょう。
dカード GOLDのメリットについては関連記事を参考にどうぞ。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
夫婦の家計管理に利用できる便利なマネレコ
結婚生活がスタートする際に非常に重要なポイントの一つが、お金の管理に関してです。
もし共働きなのであれば、それぞれの稼ぎをどう貯金していくのか、生活費はどこから出すのかなど、お金についての話し合いは必須です。
片方が働き、片方が主婦(主夫)業をする場合にも、お金の管理をどちらが受け持つのかは話し合っておく必要があるでしょう。
もちろん、dカード GOLDは積極的に様々な支払いに使っていくようにしましょう。そうすることで、年間利用額が積み上がり、最終的に100万円、または200万円を突破することができれば、年間利用額特典をもらうことができます。→「dカード GOLDの年間利用額特典を最大活用する」
さらに、そのdカード GOLDを含めて一元管理することができる家計簿アプリが「マネレコ」です。登録をしておくだけで、自分の収入と支出をわざわざ手動記入することなく自動的に情報を取得し、一元的に管理してくれるという非常に役に立つアプリです。
お金の管理が苦手な人ほど、生活の中で是非活用していきたいところです。
関連記事:「ドコモのアプリ・マネレコを使ってみた」
子供のいる生活へ/妊娠・出産・子育てフェーズ
妊活にdヘルスケアパックを活用
結婚生活が落ち着いてきたら、次に視野に入るのが、やはり「子供」だと思います。
もちろんこれも夫婦によって考え方は様々なので、積極的に子育てをしたい夫婦ばかりではないでしょうが、一般的には結婚すれば次は子供と考える人がやはり多いのではないでしょうか。
つまり、「妊活」がスタートします。
妊活に関しては、「dヘルスケアパック」という、非常に役立つドコモのサービスが存在しています。
そのdヘルスケアパックの中の「カラダのキモチ」というサービスにおいて、排卵日予測などをすることもでき、妊活に非常に役立てることができます。
妊娠したら母子健康手帳アプリを利用
無事妊活が成功したなら、次に利用したいサービスは、ドコモがひまわりの会と開発した「母子健康手帳アプリ」です。
出産予定日までの日数を教えてくれたり、妊娠・出産・赤ちゃんの成長に最適な情報を入手できたり、赤ちゃんが生まれた後もその成長をグラフで確認できたりと、紙ベースの母子手帳以上に便利に活用することができるようになっています。
出産後は子育て応援プログラム
意外に忘れがちなので、出産後に忘れずに必ず手続きをしたいサービスが「子育て応援プログラム」です。
とにかくこのサービスに関しては、マイナスになる部分が全くないので、必ず申し込みをしておきましょう。
内容としては、毎年お子様の誕生月にdポイント(期間・用途限定)を3000ポイントもらうことができる、というプログラムです。しかも期間は、お子様が小学校を卒業する年の3月までという、かなりの長期にわたって優遇されるプログラムとなっています。
さらに追加特典として、同じくお子様が小学校を卒業する年の3月まで、「クラウド容量オプション プラス50GB」が無料で利用できたり、最大13ヶ月間「フォトコレクションプラス」を無料で利用できるという特典もあります。
無料期間終了後はそのまま自動継続となるため不要な場合には解約が必要となりますが、それでも非常にお得なので使わなければ損です。
関連記事:「ドコモ 子育て応援プログラムはお得なのか」
ライフスタイルに寄り添うドコモ
子供が赤ちゃんの時期にはドコモのサービスの出番はそう多くはないかもしれませんが、徐々に成長してくると次に役立ち始めるのがdキッズです。
さらに成長すれば、どのタイミングからか、キッズケータイを持たせることも視野に入ってくると思いますし、キッズケータイを飛び越えてフィーチャーフォン、またはいきなりスマホを、という家庭もあるかもしれません。
いずれにしてもスマホ利用の低年齢化は進んでおり、5年後10年後には小学生時代から全員がスマホを持っている、ということだって十分考えられます。
そうなると、親としての悩みは増えるばかりかもしれませんが、しっかりフィルタリングサービスなどを通じて子供のスマホ利用に制限をかける仕組みがドコモには準備されていますので安心です。
SNSが広く世の中に普及し、まったく知らない他人と容易につながることもできるようになった今、子供が危険にさらされることがないよう、しっかり見守っていく必要性は今後も増すばかりです。
ドコモの安心安全サービスを活用しながら、子供を見守っていきたいですね。
さらに、今回は直接的には関係してこないと考えて含めませんでしたが、例えば手料理を作ったり練習したりレシピを調べたりするならdグルメが使えますし、素材を注文するなららでぃっしゅぼーやを活用することもできます。
家族で旅行に行くならdトラベルなども活用できますし、dカード GOLDのラウンジ無料利用特典や、国内旅行保険/海外旅行保険も活躍します。
全方位に様々なサービスが用意されているのが総合サービス企業としてのドコモの強みと言えますので、ドコモユーザーであればうまく関連サービスをそれぞれ活用していきたいところです。