NTTドコモのクレジットサービス「DCMX」改め「dカード」は、既にdカード、dカード mini、dカード GOLDを含めて2018年6月末時点で1900万契約を突破しています。
そしてdカード GOLDも、2017年9月11日で300万契約、2018年4月25日時点で400万契約、2020年には685万契約を、2021年4月に800万契約突破し、さらに契約数は伸び続けています。
年会費税込11,000円がかかるにも関わらず、とにかく多くの人が利用するdカード GOLD。
年会費を回収して一切損することなく、最も効果的にdカード GOLDを活用するにはどうすればいいのでしょうか。実は、うまく活用すると、実に年間6万円分以上のメリットを出すことも可能です。だからこそ人気なんですね。
ちなみに、私がdカード GOLDでひたすら貯め続けたdポイントは、ついに36万ポイントを超えました。(うち半分程度、dポイント投資で運用中)
dカード GOLDの最新・最速・完全保存版の詳細情報を検証・解説していきます。是非ブックマーク・お気に入り登録などされて繰り返しご利用ください。サクッと5分で読める動画も用意していますので、そちらも是非ご視聴ください。
とにかく、「これを知らなかったらもったいない!」です。
なお、dカード GOLDの魅力をひたすら伝え続けた結果、2019年、NTTドコモ本社にてインタビューをさせていただきましたので、そちらの記事も是非、参考にされてください!→「dカード GOLDについてインタビュー! NTTドコモ本社にお邪魔しました」
※ゴールドではない「dカード」についてはコチラ→「dカードとdカード GOLD徹底比較」
目次
- dカード GOLDのお得さをサクッと5分の動画でチェック!
- dカード GOLDの特典・メリット一覧
- dカード GOLDの基本スペックとdカードとの違い
- dカード GOLDが絶対的にお得な理由
- dカード特約店の最大限有効活用
- dカードケータイ補償(GOLD)は非常にお得
- dカードケータイ補償(GOLD)利用時の注意点
- dカード GOLDの年間利用額特典は非常にお得!
- dカード GOLDの審査基準や必要年収が気になる!
- dカード/dカード GOLDのポイント付与まとめ
- dカード GOLD/ETCカードを利用する
- dカード GOLDでdポイントが貯まったあとの使い道
- iPhone 7以降はApple Payでdカード GOLDとの親和性が高い
- dカードアプリを利用する
- dカード GOLDでdショッピング/d fashionを有効活用
- dカード GOLDのWEB申込み方法
- dカード GOLD申し込みからカード到着まで
- DCMXカードをdカード GOLDに切り替えるには
- dカード GOLDのデメリットや不安を解消する
- dカード GOLDの国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料利用可能
- dカード GOLD・海外旅行保険を検証してみる
- dカード GOLD・国内旅行保険を甘く見てはいけない
- dカード GOLDで利用したいVJデスク
- 番外編:dカード GOLDの滞納請求はニッテレ債権回収より
- dカード GOLD ポインコデザインを申し込む
- dカード GOLDの注意点
- dカード GOLDの「こえたらリボ」「あとからリボ」「ボーナス一括払い」
- dカード GOLDをお得に利用するための関連記事一覧
dカード GOLDのお得さをサクッと5分の動画でチェック!
dカード GOLDのことをほとんど知らない、という方のために、まずは5分でカンタンに視聴できる動画を用意しました。是非ご視聴ください。
その上で、当記事を読んでいただくと、理解がさらに深まると思います。
dカード GOLDの特典・メリット一覧
まず、dカード GOLDの主な特典・メリットを一覧にしてまとめてみます。
dカード GOLDの特典・メリット | 内容詳細 |
ドコモユーザーへのポイント還元 | ドコモ利用料金および ドコモ光利用分によるポイント付与・ポイント還元率10%※ |
決済・加盟店・特約店・iD利用 | マクドナルド全店で最大2%還元 マツモトキヨシで最大3%還元 ドトールで4%分のお得 スターバックスで4%分のお得 dカード特約店にはさらに大きな付与あり |
dカード GOLDケータイ補償 | 買い替え機種分・最大10万円分補償 |
dカード GOLD年間利用額特典 | 入会2年目以降、前年の年間利用額累計により 11000~22000円相当分の特典 |
ahamo(アハモ)・dカードボーナスパケット特典 | ahamo(アハモ)利用時にデータ容量が+5GB ※ahamoご利用料金のお支払方法をdカードに設定する必要あり ※ahamoの利用可能データ量に+5GB増量 |
dカード GOLD 海外旅行保険/国内旅行保険 | 傷害死亡他、各種手厚い保険あり ※国内旅行費用をdカードで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。 ※dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。 ただしdカード GOLDで の海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。 |
VJデスク利用可能 | 海外旅行時のサポートサービス |
空港ラウンジ無料利用 | 国内・ハワイの主要空港で無料でラウンジ利用 |
USJドコモラウンジ無料利用 | USJ内ドコモラウンジ無料利用可能 |
お買い物あんしん保険 | カード購入分の商品に対する破損・盗難保険 |
※利⽤料⾦1,000円(税抜)につき100ポイント
※ 端末等代⾦分割⽀払⾦・各種⼿数料など⼀部の料⾦はポイント進呈の対象外。
※ ahamoを契約の⽅は、「ドコモ光」ご利⽤料⾦のみ10%ポイント還元。
特典の合計金額を足してみると明らかですが、年会費11,000円(税込)がかすんでみえると思います。
すぐに元は取れます。長期的視野で考えてお得だからこそ、多くのドコモユーザーが次々利用を開始しているのです。
ちなみに、dカードと比較した場合のdカード GOLDの主な優位性は、10%ポイント還元、年間ご利用額特典、空港ラウンジ利用、dカードケータイ補償の額などです。他にも細かい差はありますが、これだけてみもかなり大きい違いです。10%ポイント還元※と年間ご利用額特典だけでも、使い方によって年に数万円分の差が生まれる可能性が高いです。
※ahamoを除くドコモケータイ料金及びドコモ光ご利用料金をさします。
※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント
※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
dカード GOLDの基本スペックとdカードとの違い
dカード GOLDとdカードの基本スペックをまとめて、両者を比較してみます。
dカード GOLD | dカード | |
年会費 | 11,000円(税込) | 永年無料 |
入会条件 | ・満20歳以上(学生は除く) ・安定した継続収入 ・個人名義 ・本人名義の口座を支払い口座として設定 ・その他ドコモが定める条件を満たす |
・満18歳以上であること(高校生を除く) ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定 ・その他ドコモが定める条件を満たす |
国際ブランド | Mastercard/VISA | |
電子マネーiD | iD加盟店にてdカードまたはおサイフケータイ、 Apple Payをかざすだけで支払い可能 |
|
d払い | 支払にdカード GOLDを設定可能 ポイント2重獲得で合計1.5%お得に |
支払にdカードを設定可能 ポイント2重獲得で合計1.5%お得に |
支払い方法 | 1回払い、2回払い、ボーナス払い リボ払い、分割払いから選択 |
|
支払日 | 毎月15日締め切りで、 翌月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)支払い |
|
リボ払い | 自分で支払金額を決められるリボ払いが利用可能 | |
分割払い | 最大24回に分けて支払える分割払いが利用可能 | |
キャッシング | 国内および海外でのご利用が可能(申込必要) ・キャッシングリボ ・海外キャッシュサービス |
|
追加カード | 家族カード ETCカード |
|
ショッピングで貯まるdポイント | 100円(税込)で1ポイント | |
それ以外で貯まるdポイント | dポイント加盟店 dカード特約店 dカードポイントUPモール |
|
ドコモ/ドコモ光で貯まるdポイント※ | 1,000円(税抜)で100ポイント | 1,000円(税抜)で10ポイント |
dカードケータイ補償 | 購入後3年間、最大10万円分補償 | 購入後1年間、最大1万円分補償 |
その他特徴 | 年間ご利用額特典 空港ラウンジ無料利用 dカードゴールドデスク その他 |
- |
※ahamoを除くドコモケータイ料金及びドコモ光ご利用料金をさします。
※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
dカード GOLDの特典の多さが際立ちます。年会費の差で躊躇してしまう方もいると思いますが、実際には多くの特典によって、積極的利用の意識を持ちさえすれば、圧倒的にdカード GOLDがお得になります。
dカード GOLDが絶対的にお得な理由
ドコモのDCMXカードは、2015年12月1日より「dカード(読み:ディーカード)」と名称が変更されました。
そんなdカードのグレードアップ版のdカード GOLD(読み:ディーカードゴールド)に関して、さらに詳細を解説していきます。
dカード GOLD(旧DCMX GOLD)を称賛する声が上がる人たちに共通していえるのは、ドコモのヘビーユーザーであるか、もしくはdカード GOLDの正しい使い方を知っている、という点です。
年間のdカード GOLDによるポイント獲得イメージですが、ドコモ利用とドコモ光利用、そして通常のiDやクレジット利用をうまく活用することができれば、実に合計年間6万円分以上のメリットが得られる可能性もあります。具体的な内容を以下で解説していきます。
dカード GOLDのドコモユーザー優遇の10%ポイント還元
dカード GOLDの最大のメリットとしては、ドコモ利用分およびドコモ光利用分に対するポイント還元率の増加です。
(※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。)
dカード GOLDを所有することで、ドコモ利用分およびドコモ光利用分の実に10%(1000円(税別)利用につき100ポイント)(※)がポイントとして付与されるという点が何より大きいメリットと言えます。※ahamoを除くドコモケータイ料金およびドコモ光ご利用料金をさします。
さらに加えてドコモ光利用料金もそのポイント付与率が適用されるため、仮に
5Gギガホ(みんなドコモ割3回線+ドコモ光セット割+dカードお支払割)=5,480円
ドコモ光利用=5200円(タイプA)
であれば、5,480円(500P)+5200円(500P)で、単純計算1,000ポイントが毎月貯まります。
これを年間にすると12,000ポイントが貯まるため、年会費税込11,000円分などあっという間に元をとれてしまいます。
さらに、dカード GOLD申し込み時は、「dカード GOLD新規入会&利用特典」を活用すると、使い方によってはその特典分だけで年会費分の元を取ることも可能です。
そうなると、リスクなく毎月のポイントが貯まりやすくなる分、お得、ということになります。
つまりdカード GOLDは、非常にお得ということができます。
ahamo・dカードボーナスパケット特典
ドコモの新料金プラン・ahamo(アハモ)利用時に、dカード GOLDのご利用携帯電話番号として登録をし、ahamo料金の支払いをdカード GOLDに設定すると、月間データ容量が5GB増量されます。(dカードは+1GB)
つまり、通常ahamo(アハモ)のデータ容量は20GBであるところが、5GBプラスされ、合計25GBを利用可能となります。5GBの差は非常に大きいですし、しかもこれが毎月違うとなると、それだけでdカード GOLDの価値が感じられてくると思います。
ちなみに、 ahamoでの1GB追加は、1GBあたり税込550円(税抜500円)かかることを考えると、5GBということは、毎月2,500円の価値がある、ということもできます。年間で3万円分の価値です。
※ahamoご利用料金のお支払方法をdカードに設定する必要あり
※ahamoの利用可能データ量に+5GB増量
ギガホ/ギガライトの場合の10%ポイント還元
2019年6月1日より新プラン・ギガホ/ギガライトがスタートしました。
とりあえずカケホーダイプランからすぐに多くのユーザーが変更する流れにはなりそうにありませんが、ギガホ/ギガライトの場合の10%ポイント還元についても考えておく必要があります。
シェアパックがなくなると、代表回線に集中していた料金が分散してしまい、結果としてポイントが今までよりも貯まりにくくなってしまいますが、一方で、家族回線分では逆にポイントが貯まりやすくなるため、ギガホ/ギガライトを利用していく場合には、家族カードの重要性が今まで以上に高まることになります。
詳細は以下関連記事で詳しく解説しています。
関連記事:「ギガホ/ギガライトでのdカード GOLD10%ポイント還元を詳細解説/家族カードの重要性がますますアップ」
dカードお支払割による「ギガホ2/ギガライト2」利用時の税込187円割引き
2019年10月1日から開始されている新しいギガホ/ギガライトでは、解約金が1,100円(税込)に変更されています。
また、それに伴い、dカードお支払割が開始され、dカード/dカード GOLDを所有していれば、定期契約なしで解約金なしのギガホ/ギガライトを選択した場合でも、毎月170円が値引きされることで、2年定期契約時ありと同じ料金が適用されます。
つまり現状と比較すると、何のリスクもなく解約金をただ、なしにすることができる、というイメージになります。
非常にお得なので、旧ギガホ/旧ギガライト利用の場合でも、10月1日以降は早めに変更手続きをしておきたいところです。詳細については下記記事にて解説しています。→「dカードお支払割の詳細内容解説」
特典を理解しているユーザーのdカード GOLD有効活用
dカード GOLDの特典は他にもまだまだあります。
そして、それらの特典こそが、ドコモのヘビーユーザーでなくてもdカード GOLDの年会費税込11,000円を回収することができる大きなメリットなのです。それを理解しているユーザーは、入会キャンペーンを利用して申し込みをした後、実にうまくdカード GOLDを利用して恩恵を享受しています。
たとえば最大10万円分を補填してくれるケータイ補償、利用二年目以降の年間利用額特典、自動付帯の国内旅行保険/海外旅行保険、国内空港ラウンジ無料などなど。
他にもdカード GOLD特約店での大きなポイント付与、d払いの支払いに設定することでdポイントの2重取り、さらにdカードゴールドデスクというゴールド会員専用ダイヤルまで用意されており、特典を挙げていけばキリがないほどのメリットが、dカード GOLDの申し込みにはあります。
それらの特典をしっかり理解し、自分にあった特典を確実に獲得していけば、dカード GOLDは確実に年会費以上のメリットがありながらゴールドカードというステータスをも同時に得ることができる最強クレジットカードになりえます。
これだけ特典があるのですから、申し込みしないという選択肢はほとんど考えられません。特にdカード(旧DCMXカード)を既に利用している人は非常に簡単に切り替え申し込みができるのです。あっという間です。
年会費税込11,000円など、まったく怖くありません。
具体的なdカード GOLDのメリットと申し込み方法、年会費回収方法についてはさらに詳細解説します。
dカード GOLDはドコモユーザー以外でも申し込み可能
dカード GOLDはNTTドコモが提供するクレジットカードサービスですが、実はドコモユーザー以外でも申し込みすることが可能です。
ドコモは、dTV、dアニメストア、dヒッツ、dマガジンなどのマーケット系サービスについても、広くドコモユーザー以外にも開放していますが、それと同じく、dアカウントを起点としてdマーケット系サービス同様dカードおよびdカード GOLDの申し込みもすることができます。
ドコモ以外のユーザーがdカード GOLDを利用する場合も、特典は全く同じ内容で受けることができますので、dカード特約店におけるiDおよびクレジット決済で大きなメリットを享受できます。
dカード特約店の最大限有効活用
dカード特約店でdカード利用、もしくはiD利用をすると、通常の決済ポイントに加えて特約店ポイントがもらえます。
dカード GOLDのクレジット利用/iD利用時の通常の決済ポイントは1%ですが、それに加えて特約店ポイントは1%から4%が追加されます。
合計ポイントとしては2%から5%程度のポイントがもらえるため、通常では考えられないほどのポイント付与率となります。
主な特約店としては、ガソリンスタンドのENEOSや、スターバックス、ドトール、紀伊国屋書店、JALやJTBなど多岐にわたります。
dカード特約店の一覧と有効活用方法については別記事「dカード特約店の非常にお得なポイント還元率を有効活用」にてまとめています。
dカードケータイ補償(GOLD)は非常にお得
dカード GOLDケータイ補償の概要
ここからは、せっかくのdカード GOLDがうまく活用できておらず、ポイント獲得が少なく感じられている方々に、絶対的にお得に年会費税込11,000円を回収することができるdカード GOLDのメリットを解説していきます。
dカード GOLDを元々お得に利用できているユーザーにとっては、ここから先の内容はさらにもう一歩お得にdカード GOLDを利用するために確実に抑えておきたい項目、ということになります。
dカード GOLDの特典には、いくつも非常にお得な特典が用意されているわけですが、その中でも注目すべき特典として「dカードケータイ補償(GOLD)」があります。
一言で、こう表現されます。
3年間、最大10万円分補償
dカードケータイ補償の内容としては、dカード GOLDと紐づいている回線の購入端末が、購入から3年以内(通常のdカード会員は1年以内)に偶然の事故により紛失・盗難・修理不能になってしまった際に、新たに同一機種・同一カラーの携帯端末をドコモショップで購入すると、その購入費用をサポートしてくれるというサービスとなっています。
ドコモショップでの機種購入にはdカード GOLDを利用して決済すればよく、その購入代金を最大10万円分まで補てんしてくれます。
このdカードケータイ補償があれば、元々ドコモで提供しているケータイ補償サービスが必要なくなる、というわけではありません。
なぜなら、それぞれの補償範囲が異なるため、どちらもあった方がいいサービスだからです。
修理が出来る時には修理に出し、修理不能の故障が発生した時にはdカードケータイ補償を利用する、という両立が最もお勧めです。
dカード GOLDケータイ補償の交換機種
dカードケータイ補償は基本的に「同一機種・同一カラー」の端末の再購入という形になるのですが、既に在庫がないというケースが実は非常に多いです。購入から1年も経っていれば、利用機種の販売が終了していてもまったくおかしくはありません。
その場合にどうなるかというと、「当社指定端末」になると記載があります。指定端末といわれても、どういう機種に変わるのかは非常に大事です。
全然使いたくもないような廉価版機種になるくらいなら、今までの機種をそのまま使い続けられるようにしてもらいたいという要望もあるはずです。
ということで、「dカードケータイ補償」を利用した際の「当社指定端末」とは何か、問い合わせして確認してみました。
するとその回答としては、手続きをしたお店での判断になる、ということでした。お店での判断ということはすなわち、手続きをしたドコモショップの店長判断ということと思われます。
しかしこれはこれでかなり微妙な回答で、ということは手続きをするお店によって、交換機種が変わってくるということになりかねません。その点も確認したところ、ある程度の融通はきかせられるということです。
つまり、同一機種がない場合、交換機種として購入する端末は、ある程度こちらで選んで要望を出すことは可能、といえそうです。
そのあたり厳密なマニュアルがないのか、歯切れの悪さを感じましたが、ある程度選択肢があるのであれば、これは非常にうれしい補償内容といえます。
ちなみにその後知人がこのdカードケータイ補償を利用した際には、かなり幅広く選ばせてもらえたという話もありますので、完全にドコモショップ店長の判断次第ということのようです。
そう考えると、dカードケータイ補償(GOLD)によって最大10万円分までは端末代金を補てんしてもらえるのですから、最新機種で欲しい機種に変更することが出来る可能性があるわけです。
dカードケータイ補償利用による機種購入時の月々サポートに関しては、当初は元々の月々サポートが廃止になり、新しい月々サポートが適用する形でしたが、この点が現在は変更されており、元々の月々サポートがそのまま継続する形になっています。
つまり、通常のケータイ補償サービスで有償交換した時と同じようなイメージになっています。
いずれにしても、この補償だけでも、dカード GOLDの年会費税込11,000円分の元は軽く取れてしまいます。
dカードケータイ補償(GOLD)利用時の注意点
dカード GOLDのケータイ補償には二つ、大きな注意点があります。
一つは利用している機種が端末購入サポート対象機種だった場合です。
端末購入サポートは、規定利用期間である一年の間に買い替えをしてしまうと、解除料が発生します。しかも結構高い金額が請求されます。
この端末購入サポート解除料は、仮にdカードケータイ補償を利用した場合も例外としてみてくれません。つまり、端末購入サポートの規定利用期間である一年を経過していない状態でdカードケータイ補償を利用し機種購入をしてしまうと、その瞬間解除料が発生してしまうことになります。
そう考えると、端末購入サポート対象機種の場合の正味14ヶ月以内(購入月の翌月を1ヶ月目として12ヶ月経過後の次の月まで)の場合、dカードケータイ補償を使いたくても結局トータルで損をしてしまうので使いにくいわけです。
このことはしっかり認識しておきたいところです。
とはいえ、正しく利用出来れば非常にお得なdカード GOLDケータイ補償。その存在を忘れることなく、万が一のための補償として覚えておきたいところです。
もう一つの注意点は、最大10万円分までの補償、という点です。
つまり、新しく購入する機種が10万円を超える機種の場合はどうなるのか、ということです。
この件については、別記事にて詳細解説していますので、気になる方はそちらを参考にしてください。
関連記事:「dカード GOLDケータイ補償の全く触れられていない注意事項とわかりにくい手続き方法を詳細解説」
dカード GOLDの年間利用額特典は非常にお得!
dカード GOLDの年会費分を、これだけで取り戻すことができる特典が、二年目以降の年間利用額特典です。
入会二年目以降に前年(12/16~12/15)のdカード GOLD利用額累計が100万円以上、200万円以上の場合に、それぞれ11,000円相当から22,000円相当の特典を選ぶことができます。
つまりこの特典をしっかり活用できれば、この点のみで年会費分は取り戻すばかりか、それ以外のdカード GOLDの特典分も合わせれば大幅なプラスとなって返ってくるわけです。
たとえば、年間100万円利用の場合、通常の1%分のポイントが1万円分、年間利用額特典1万円分、月々のドコモおよびドコモ光の利用額が2万円あるとすれば年間2万4000円分、これだけで合計4万4000円分、年会費税込11,000円を引いても3万4000円のプラスです。
これはさすがに利用しない手はないですね。
カウント期間としては、12月16日から翌12月15日までとなり、さらにその翌年分にその結果として特典がもらえる形となります。
つまり、2020年にもらえる年間利用額特典は、2018年12月16日から2019年12月15日利用分の結果確定した特典、ということになります。
特典がもらえる年月 | 2018年5月頃 | 2019年5月頃 | 2020年5月頃 |
対象利用期間 | 2016/12/16~2017/12/15 | 2017/12/16~2018/12/15 | 2018/12/16~2019/12/15 |
例えば、2020年にdカード GOLDを申込した場合、下半期の申し込みだと対象期間が短めになるので、年間利用額100万円、または200万円を突破するのは難しい可能性があります。そのため、事実上dカード GOLD申込み翌年からが対象利用期間となり、達成後特典をもらえるのはさらにその翌年から、という流れになります。
年間利用額特典については、別記事「dカード GOLD年間利用額特典を最大活用する」にて詳しく解説しています。実際に送られてきた年間利用額特典を紹介しています。
【2018年5月/2019年5月/2020年6月到着分】
個人的にdカード GOLD年間利用200万円をどうにか達成した話も、参考にどうぞ→「dカード GOLDの年間利用で200万円超えを達成したのでその方法を解説してみる」
dカード GOLDの審査基準や必要年収が気になる!
dカード GOLDは、クレジットカード、しかもゴールドカードなので、どんなに申し込みをしたいと考えていたとしても、「審査に通らないのでは?」「年収の基準がどうだろう?」と不安になってしまうこともあると思います。
基本的にクレジットカードにおいて具体的な審査基準が開示されることはありませんので、最終的には申し込んでみなければわからない、ということになるのですが、私の経験をお伝えすると、年収300万円の会社員で通りました。
あまり身構えることなく、まずは気楽に申し込みしてみていいと思います。もし万が一審査が通らなくても、後日また状況が変わったところで再度申し込みをすることもでき、それで通った、という人も少なくありません。
まずはチャレンジするのみです。
dカード GOLDの、基本的な入会条件を挙げておきます。
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その他、審査についての詳細内容については、以下記事にて詳しくまとめています。
関連記事:「dカード GOLDの審査基準と必要年収を考える」
dカード/dカード GOLDのポイント付与まとめ
ここでdカード/dカード GOLDの基本について改めてまとめておきます。特にdカード GOLDの申し込みにあたって、ここだけは抑えておきたい、という部分ばかりです。
・dカード/dカード GOLDによる買い物などのクレジット決済につき、ポイント付与は1%。
・加盟店で買い物をすると、支払い方法にかかわらず新しく追加された加盟店ポイントで1%(通常時)
・dカード GOLD特約店では、さらにポイント付与率追加(1%~4%)。
・d払いの支払いにdカード/dカード GOLDを設定すると、dカード決済分の1%に加え、d払い分(街のお店/ネットのお店、ともに0.5%)も二重でポイント獲得可能。
・加盟店でクレジット決済もしくはiD決済(iDによるおサイフケータイ、dカードによるiD決済、クレジット決済、dカードminiでの決済)で買い物をした場合、ノジマであればいつでも支払い額から3%割引が適用(通常時・商品等条件あり)。
・dカード GOLDはドコモ利用分およびドコモ光利用分へのポイント付与10%※
※ahamoを除くドコモケータイ料金及びドコモ光ご利用料金をさします。
※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント
※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外
以上見ていただけるとわかりますが、ドコモ利用およびドコモ光利用に対する10%ポイント還元優遇以外にも、かなり特典があるのです。
買い物時にdカード GOLDを利用してクレジットカード決済/iD決済をすれば、その分決済ポイントは当然つきますし、加盟店であれば加盟店ポイントが、特約店であれば特約店ポイントが、ノジマではiD決済による3%OFFが付くため、非常にお得です。
仮に10%ポイント還元によるメリットが少ないドコモユーザーであっても、これだけでも十分メリットがあるといえます。
dカード GOLD/ETCカードを利用する
dカード GOLDで、ETCカードを申込することができます。
【ETCカードのサービス概要】
・dカード/dカード GOLDに対して1枚発行可能。 ・家族会員に対しても1枚発行可能。(本カード1枚、家族カード1枚の場合、ETCカードは合計2枚発行可能) ・年会費は無料(dカード GOLD会員のみ/dカード会員は初年度無料・次年度以降、1年に一度もETCカードの量がない場合は年会費税込550円)。 ・支払いはdカードの支払いに合算。 ・ETCカードの利用額に対してもdポイントが貯まる。 |
ETCカードに関しては、本会員、家族会員でそれぞれ申し込みをすることができるため、家族カードの枚数によって最大4枚まで申し込みが可能です。
とはいえ、ETCカードを4枚も利用することはあまりないと思われますので、通常は家族が利用している自動車の台数分くらい申し込みしておけばいいでしょう。
通常のdカードの場合には、2年目以降ETCカードに関しても年会費税込550円がかかりますが、dカード GOLDの場合にはETCカードの年会費は一切かかりません。
ETCカード利用に対しても、100円につき1ポイント、dポイントが貯まっていきますので、こちらもしっかり有効活用していきたいところです。
また、ETCカードをしっかり活用していくことで、通常のポイントがお得になるだけではなく、dカード GOLDの年間利用額を積み上げることが可能となりますので、その分年間100万/200万達成の可能性も高まります。
dカード GOLDのETCカードについては、以下記事にて詳しく解説しています。→dカード GOLDのETCカードの詳細解説
dカード GOLDでdポイントが貯まったあとの使い道
そもそもdカードやdカード GOLDでdポイントを貯めて、貯まったポイントはいったい何に利用することが出来るのでしょうか。
実はこの点が明確でないと、dポイントを貯める意味がわからず、dカード GOLDのお得さも伝わりにくいと思います。
dポイントクラブがスタートして、dポイントの利用できる場所についてはかなり拡大してきています。非常にオトクにdポイントを利用していくことができるようになっていますので、一つずつ確認していきます。
ドコモで機種購入・付属品購入で使う
dカード GOLDで貯めたdポイントは、そのままドコモショップやドコモ販売店で、スマートフォンやケータイ機種、またはACアダプタやイヤホンなど付属品を購入する際に利用することが出来ます。
この利用方法は従来のドコモポイントの利用方法と同じですので、馴染みがあるというか、よく知っている人も多いと思います。もっともメジャーな利用方法ではありますが、「もっと色んな場面でdポイントを使いたい」という要望から、dポイントの利用場所は格段に拡大しました。
ドコモのケータイ料金の支払いに使う
dポイントの大きな特徴の一つとして、毎月のドコモのケータイ利用料金に対して、dポイントを充てることができるようになった点が挙げられます。
当初、最低利用ポイントは3000ポイントからで、以降100ポイント単位でケータイ利用料金に対してdポイントを充て、割引に使うことができる、という内容でしたが、2017年6月1日午前10時以降は改定が入りました。
最低利用ポイントが撤廃され、1ポイントから1ポイント単位で利用することが可能となっています。3000ポイントたまるまで待てない、という場合でもいつでも利用できるようになったわけです。
dポイント(期間・用途限定)については、ケータイ料金に充てることができないという注意点がありますが、dカード GOLDで貯めることができるdポイントは通常のdポイントであり(期間・用途限定)ではないため、問題ありません。
申込み月の翌月請求分(申込み月利用分)から充当され、超過分に関しては翌月に繰り越しをされ、最長6ヶ月繰り越されます。
6ヶ月を超えて繰り越せば失効してしまいますが、そこまで繰り越すほどの大きなポイントを一気に手続きしないようにすればいい話ではあります。
実際にdポイントをケータイ料金に充てる方法については別記事にて解説しています。
関連記事:「dポイントをドコモの利用料金に充てる方法」
d払いでショッピング利用
ドコモケータイ払いがさらに進化し、dポイントが貯まる・使えるようになったサービスがdケータイ払いプラス、今は「d払い」と統合されています。
dカード GOLDで貯めたdポイントは、d払いを利用できるサイトでのショッピングに利用することが出来ます。
d払いに対応しているサイトは実に様々で、色々なシーンでdポイントを活用することができるようになっています。
【ショッピング】
ABC Cooking MARKET/メルカリ/Combi(コンビ)公式オンラインショップ「Combi Shop」
らでぃっしゅぼーや/ソニーストア/ディズニーストア/ノジマオンライン/マツモトキヨシオンラインストア
DHCオンラインショップ/サンプル百貨店/絵本ナビ/Shop Japan/三越オンラインストア
無印良品ネットストア/高島屋オンラインストア/アニメイトオンラインショップ/その他全63店舗
【ファッション・生活雑貨】
aimerfeel(エメフィール)公式下着通販/JINS/神戸レタス/ファッション通販サイトMAGASEEK
nano・universe LIBRARY/アウトレット通販 OUTLET PEAK/salus/SHOPLIST.com by CROOZ/UNiCASE
ABC-MARTオンラインストア/JINS/ニッセンオンライン/BEAMS公式オンラインショップ/その他全68店舗
【音楽・映画】
mu-moショップ/Neowing/松竹マルチプレックスシアターズ/TOWER RECORDS ONLINE/ムビチケ
レコチョク/WIZY
【ゲーム】
GAMECITYオンラインショッピング
【サービス】
TOLOT/ABC 体験レッスン&1dayレッスン予約サイト/WILLER TRAVEL
大宮アルディージャオンラインチケットサービス「アルチケ」/大宮アルディージャスタジアムオーダー
Jリーグチケット/ジェットスター/Japan Taxi/スマホで年賀状2019/はがきデザインキット
バニラエア/ピザクック/ピザハット/ローチケ/ワンコイン収納TRUNK
その他多数。随時加入店舗増加中!
d払いの対応店舗は日々増加しています。d払いの公式サイトで対応店舗を細かく確認できますので、そちらもチェックされてみてください。→d払い公式サイト
イオンシネマで映画を見る
ドコモのdカード GOLDで貯めたdポイントは、イオンシネマで映画を見るときに利用することができます。
100ポイント=100円で、100ポイント単位で利用することができます。
逆にdポイントを利用せずに映画を見る時には、イオンシネマではdポイントを貯めることもできます。100円(税込)につき1ポイントが貯まります。
映画をよく見る人にとっては、イオンシネマでdポイントが利用できるという点は、非常に大きいといえそうです。
イオンシネマに関しては、dポイントクラブのスペシャルクーポンを利用してドコモチューズデーに非常にオトクに映画を見ることもできます。通常1800円のところが1100円に割引されます。
dマーケットで利用する
ドコモが推進するdマーケット全般で、dポイントは利用することができます。
例えばdデリバリーでピザを頼んでみたり、dブックで漫画を購入してみたり、dショッピングで買い物をしたりdtvで新作のレンタル映画を視聴したり、dゲームやdミュージックでも利用可能です。
まだまだ使いこなせていないdマーケット各種サービスも多いと思いますので、dポイントを有効活用して試しに利用してみても面白いかもしれません。
既に利用中のユーザーであれば、dポイントはこんなところでも使えるので、しっかり利用していきましょう。
dポイントをJALのマイルに交換する
dポイントは、JALのマイルに交換することも可能です。5000ポイント単位で交換が可能で、5000ポイントが2500マイルと交換できます。
dカード GOLD以外にJALマイルを貯めることができるクレジットカードを利用している、というユーザーにとっては非常にうれしい内容かもしれません。
交換比率に関しては、マイルは一概に1マイル=何円と表現することが難しいため、得なのか損なのかの判定は難しいですが、一般的によく言われる1マイル=2円程度と考えるのであれば、5000ポイントで2500マイルは妥当な交換レートというところでしょうか。
普段はdカード GOLDでdポイントを貯め、ある程度貯まったらマイルに交換してマイルで海外旅行に行く、なんてことも十分可能です。
ただし、ANAでマイルを貯めているなど、JAL以外の航空会社でマイルを貯めている場合にはマイルの合算はできないので注意が必要です。
iDキャッシュバックでdポイントを利用する
ドコモのiDキャッシュバックに、dポイントを利用することもできます。
2000ポイントを2000円分としてiDキャッシュバックに交換することができるため、そのままiD決済対応店舗で2000円分として利用することが可能となります。
dポイントのiDキャッシュバックへの交換の利点としては、iD対応のリアル店舗で好きな商品に利用することが出来るという点が大きなメリットといえます。
充当期間は、申込受付月の16日を起算日として6ヶ月間(15日まで)となりますので、その間に利用してしまう必要があります。
例えば、7月2日に申し込みをしたなら、同月7月の16日以降の利用が最初の充当タイミングとなり、もし7月18日に申し込みをしたなら、当日から充当対象となります。
関連記事:「ドコモのiDキャッシュバックにdポイントを交換! 使い方と残高照会、注意点の詳細解説」
NEXCO中日本の「d-PASA(ディーパーサ)」でdポイントが使える・貯められる
NEXCO中日本(中日本高速道路)のパーキングエリア・サービスエリアでもdポイントを貯めたり利用したりすることができます。dカード/dカード GOLD/dポイントカードを提示することでポイント付与してくれます。
対象の「d-PASA(ディーパーサ)」店舗にて、食事や買い物に利用することができ、100円に1ポイント貯まります。
dポイントが使える貯められるNEXCO中日本のパーキングエリア、サービスエリアということで、「d-PASA」としてブランド展開しています。対応しているお店や食事処は、NEXCO中日本のサイトにて公開されています。
NEXCO中日本エリアで高速道路をよく利用する人は、パーキングエリア、サービスエリアでdポイントが使えるお店でないかしっかり確認して有効活用しましょう。
iPhone 7以降はApple Payでdカード GOLDとの親和性が高い
iPhoneで利用できるApple Payは、dカード GOLDと併用することでさらに総合的なメリットがあります。
iPhone 7以降のiPhoneでは、NFCだけでなくSONYのFeliCaチップをApple Payとして搭載することで、日本における「おサイフケータイ」機能を利用することができます。
この事実によって、dカード GOLDとiPhone 7以降のiPhoneとの親和性が格段に高まります。
すなわち、Apple Payに対応するクレジットカードとしてdカード GOLDを設定することで、「iD決済」によって手軽にiD加盟店で買い物をすることができるようになったり、MasterCard(マスターカード)ブランドのdカード GOLDであればSuicaへのチャージやSuica支払いにdカード GOLDを利用することにより、より多くのdポイントを貯められるようになるためです(Apple Payでdカード GOLDを利用する場合には、VISAブランドよりMasterCard(マスターカード)がやや有利)。
特に、今までiPhone 6s以前の機種を利用していて「おサイフケータイ」を使いたくても使えなかった人には大きなメリットとなります。
「Apple Pay+iD」利用のためにも、まだdカード GOLDが手元にない場合には早めに申し込みしておきたいところです。
対応iPhoneをこれから購入予定の人も、以上の理由からdカード GOLDを申し込みしておくことによって大きなメリットがあり、dカード GOLD活躍の幅はますます広がります。
実際にApple Payで「iD決済」を利用してみたときの、何とも言えない高揚感は、実際に試してみないとわかりません。
iPhone 7以降のiPhoneにおけるApple Payにdカード GOLDを設定する方法(dカードアプリ/Walletアプリ)も、以下関連記事で詳細解説しています。
関連記事:「Apple Payでdカード GOLDを利用する」
dカードアプリを利用する
dカード GOLDを利用する際に必ず同時に使いたいアプリが、dカードアプリです。
2016年10月から提供されていて、何度もアップデートを繰り返しながら、非常に使いやすいアプリに進化してきています。
当月および翌月の支払い予定額が一目で確認できたり、関連キャンペーンがまとめてあったりと、dカード GOLDを利用するにあたって押さえておきたい情報が網羅されています。
また、dポイントカード番号のバーコードをアプリ内で表示することもできるので、ローソンなどdポイント加盟店でdポイントを付与してもらう時にも便利です。
iPhone利用の場合のApple Payの設定も、このdカードアプリからだと非常にカンタンなので、iPhoneユーザーの方にもお勧めできます。→「dカードアプリでできることできないこと」
dカード GOLDでdショッピング/d fashionを有効活用
2016年6月1日より、ドコモのd系サービス「dショッピング」、「d fashion」がdカード特約店になりました。
これにより、それぞれのサービス利用に対してdポイントが通常の3倍付与されるようになりました。
具体的には、100円の利用に対して合計3%のdポイントが付きます。ただし、100円につき3%というと多少語弊があるため、詳細を解説します。
ポイント還元・特典1:対象ストアの利用で、100円(税抜)の利用に対して1ポイント(加盟店ポイント)
ポイント還元・特典2:dショッピング、d fashion利用時の支払い方法に、dカード/dカード GOLD/DCMX/DCMX GOLDを選択した場合に、100円(税込)に対して1ポイント(決済ポイント)
ポイント還元・特典3:dショッピング、d fashion利用時の支払い方法に、dカード/dカード GOLD/DCMX/DCMX GOLDを選択した場合に、100円(税込)に対して1ポイント(特約店ポイント)
以上、合計3%還元
見ていただくとわかりますが、それぞれのポイントの付与金額が、加盟店ポイントのみ「税抜」100円に対して、決済ポイントと特約店ポイントに関しては「税込」100円に対して付与されるという違いがあります。
どうしてそういう差異が出るのかはわかりませんが、ユーザー目線で見れば税込100円に対して1ポイントついた方がお得なため、加盟店ポイントよりも決済ポイントと特約店ポイントの付与率の方が若干お得となります。
こうした、ポイント付与時の「税抜」「税別」の違いがあるため、単純に「100円につき3ポイント」と表記すると語弊が出る、というわけです。
支払い方法をdカード/dカード GOLD/DCMX/DCMX GOLDに設定するためには、dショッピングとd fashionの場合には「dカード払い」を選択します。もしくは、「クレジットカード払い」を選択して「dカード/DCMXの情報」を入力すればOKです。
dトラベルの場合には、「クレジットカード払い」を選択後、「dカード/DCMXの情報」を入力する形となります。
dショッピングには日用品から食材、家電などまであらゆる商品が揃っています。d fashionでは600以上のレディース/メンズファッション/キッズ服/ベビー服がそろっており、欲しいものを手に入れることができます。旅行に行くならdトラベルを活用すればそれだけで大きなポイントを得ることができます。
dカード GOLDを利用する場合の特典の一つとして、dショッピング/d fashionもしっかり有効活用していきましょう。
関連記事:「dショッピングをdカード GOLDユーザーが優先して利用したがいい理由」
dカード GOLDのWEB申込み方法
自宅で簡単申し込みをする場合には、以下の流れとなります。
まずはdカード GOLD公式専用サイトから申し込みをします。
dカード GOLD公式サイトはこちら→dカード GOLD
新規は今までdカードやDCMXカードを所有していないユーザー、アップグレードの申し込みはdカードやDCMXカードを利用しているユーザー向けの入り口となっています。パソコンからでもスマホからでも申し込み可能です。
ドコモのspモード経由でない場合、つまりパソコンやスマホからの場合でも、dアカウントを所有していればすぐに申し込み可能です。
まず新規の場合は以下の流れとなります。
ほぼ通常のクレジットカードの申し込み手順です。前述したように、ログインするために、spモードからの場合はNW暗証番号が必要となり、パソコンなどWi-Fi環境からの場合にはdアカウントとパスワードが必要となります。※「dアカウントの確認方法」
そのまま手順通りに手続きを完了させればOKです。
次にDCMX/dカードからのアップグレードの場合です。
こちらの方が簡単なのですが、実際に今利用しているカードの会員番号(カード番号)と、dカードの暗証番号(数字4桁)、さらに生年月日が必要です。暗証番号がわからない場合にはdカードセンターに電話する必要があります。
手順に沿って手続きをして、完了したらOKです。
即時審査が最短5分で行われ、完了したらすぐにiDの設定が可能となります。
iPhone 7以降のiPhoneを利用しているのであれば、Apple Payの設定も即時で可能です。即時審査なので、キャンペーン特典もすぐにもらえるというオマケ付きです。dポイントやiDキャッシュバックも、すぐに利用可能となります。
これは非常にうれしいですね。
登録はその時点で既に完了しているので、あとはdカード GOLDのカードそのものが送られてくるのを待つばかりです。
dカード GOLD申し込みからカード到着まで
dカード GOLDを申し込み、実際にゴールドカードが送られてくるまでの期間としては、約10日前後となっています。
時期的な問題がありますので、混雑している時には2週間から一か月程度かかることもあるようですが、通常時は1週間から2週間程度と考えておけばいいと思います。
実際にdカード GOLDが送られてくるまでの流れは、別記事「dカード GOLD 申し込みからカード到着までの流れ」を参考にしてみてください。
DCMXカードをdカード GOLDに切り替えるには
DCMXカードからdカードへの切り替えをしたい人は、dカード公式サイトにて切り替え受付をしてくれます。
ただ、DCMXカードをdカードに切り替えるだけでは、ただのクレジットカードの更新です。特に大きなメリットもなく、面白味もありません。
もっともっとお得にdカードを利用していく方法こそが、DCMXカードからdカード GOLDへのアップグレードです。
今までdカードでは、1000円の利用に10ポイントしかつかなかったところが、dカード GOLDでは1000円のご利用に対してプラス90ポイント、合計で100ポイント(10%)が付与されるようになります。
単純に今までの10倍、ポイント獲得効率が上がります。
この点だけでも十分お得なので申し込み価値があります。
DCXMカードから切り替えの際に、この機会にゴールドカードに変更したい、という場合にはわざわざドコモショップまで行く必要はありません。そのため、待ち時間もありません。WEB上から簡単申込み可能です。
dカード GOLDのデメリットや不安を解消する
dカード GOLDは、年会費が税込11,000円かかるからこそ、通常のクレジットカードと比較してなかなか申込みに踏み込めないこともあると思います。
ただ、様々な観点から考えた結果、ドコモユーザーが利用する場合にトータルで考えた場合には非常にお得であるのは間違いありません。
それでも利用していくにあたって不安に感じる点やデメリットなど、ネガティブ要因が気になってしまうこともあると思いますので、ここではそうした点を解決していこうと思います。
dカード GOLDを失くしてしまったら?
dカード GOLDを利用していても、多くの人が紛失については不安を感じているようです。
紛失の不安に関しては、dカード GOLDに限らず、クレジットカード全般に対して存在するものだと思いますが、dカードセンターへ電話をすることですぐにカード機能を停止することができます。もちろんドコモのケータイ/スマホからでもかけることができます。
それにより即座に失くしたdカード GOLDは使用できなくなり、不正に利用されることもなくなります。
詳細は別記事にまとめてあります。→「dカード GOLDを紛失してしまった! 慌てずに手続する手順」
dカード GOLDを不正利用されてしまったら?
dカード GOLDを失くしてしまい、利用停止措置を講じる前に誰かに拾われ、使われてしまったら?と考えてしまうこともあるでしょう。
もちろんそんな可能性もゼロではありませんが、dカード GOLDにはそうした不正利用に対する保障制度も存在します。
これは、dカードの規約の中の31条と34条に詳細の記載があります。
各種条件等があるものの、簡単にまとめると、「紛失盗難等により他人にdカード(GOLD含む)を利用された場合、警察への届け出があった場合、または第三者によるdカードサービスの不正利用があったと判断された場合」に関しては、その損害金額を補てんしてくれます。
非常に安心できるdカード/dカード GOLDの規定だと思います。
詳細はこちらより。別記事→「dカード GOLDを紛失してしまった! 慌てずに手続する手順」
dカード GOLDの再発行手数料は?
当然のことながら、dカード GOLDをなくしてしまったら、カードの再発行をする必要があります。
通常のdカードの場合には発行手数料が1000円かかりますが、dカード GOLDの場合は発行手数料はかかりません。家族カードの場合も同じです。再発行手続きのあと、約一週間ほどで登録住所あてに新しいdカード GOLDが送られてきます。
dカード GOLDの傷汚れが気になったら
dカード GOLDをメインカードとして日々利用していると、どうしても傷ついてしまったり汚れてきたりして、カード自体が痛んできてしまうと思います。
せっかくステータス感あふれるゴールドカードなのに、ボロボロになっていたら逆に恥ずかしくて人に見せることもできなくなってしまいます。
そんな時でも、dカード GOLDの場合には、何度でも新しいカードに無料で再発行をしてくれます。回数制限等もありませんので、安心です。
詳細は別記事:「dカード GOLDに傷や汚れがついた場合の対処方法」
dカード GOLDの国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料利用可能
dカード GOLDは、国内の空港を頻繁に利用するユーザーにとっても非常に便利なクレジットカードとなっています。
なぜなら、dカード GOLDを所有していると、国内、ハワイの主要空港のラウンジを無料で利用できるからです。
dカード GOLDによるラウンジ無料利用ができる空港一覧は以下を確認ください。→主要空港一覧
営業時間やサービス内容などはラウンジごとに異なりますので、確認しておきましょう。
ラウンジ入口でdカード GOLDと当日のフライトチケットの半券を提示することで利用することができます。
各ラウンジ、ソフトドリンク飲み放題や無料Wi-Fi、場所によってはアルコール1本無料など、様々なサービスを空の旅の出発前のひとときに受けることができます。
同伴者も有料で入場することができますが、dカード GOLDの家族カードを所有していれば、一緒に無料で入場できますので、1枚目は年会費もかからない家族カードはぜひ作っておきましょう。→「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいないという話」
実際に空港でラウンジの利用をしようと思った時に、どうしても慣れていないとどのラウンジが利用できるのかわかりにくいこともあると思います。別記事にてそのあたりを詳細解説していますので参考にどうぞ。
関連記事:「dカード GOLDで無料利用できる空港ラウンジを再確認しておく/羽田空港のラウンジ一覧」
関連記事:「dカード GOLDで成田空港のラウンジを使いこなす」
dカード GOLD・海外旅行保険を検証してみる
dカード GOLDには、海外旅行時にも手厚い保険が自動付帯しています。
通常海外旅行に行く場合には、別に海外旅行保険などに加入を検討する人も少なくないと思いますが、基本的にdカード GOLDを1枚所有しているのであれば、海外旅行保険に加入する必要はありません。
dカード GOLD海外旅行保険の詳細を確認していこうと思います。
はじめに、dカード GOLDの海外旅行保険の主な内容をまとめてみます。
本人会員/家族会員 | 本人会員の家族 | |
傷害死亡 | 1億円 (旅行費用をdカード GOLDで 支払った場合) 5000万円 (旅行費用をdカード GOLDで 支払わなかった場合) |
1000万円 |
傷害後遺障害 | 400万円~1億円 (旅行費用をdカード GOLDで 支払った場合) 200万円~5000万円 (旅行費用をdカード GOLDで 支払わなかった場合) |
40~1000万円 |
傷害・疾病治療費用 (一事故/一疾病の限度額) |
300万円 | 50万円 |
賠償責任 (一事故の限度額) |
5000万円 | 最大1000万円 |
携行品損害 (年間限度額) |
50万円 (一事故あたりの自己負担額3,000円) |
15万円 (一事故あたりの自己負担額3,000円) |
救援者費用 (年間限度額) |
500万円 | 50万円 |
※家族会員(家族カード所有者)は本人会員と同一の補償。本人会員の家族まで補償。
以下、それぞれの項目について詳細を見ていきます。
dカード GOLD会員が死亡した場合の保険/海外旅行時
こんなケースはおおよそ考えたくありませんが、一応残された家族のことなどを考えると必要ですね。万が一dカード GOLD会員の身に何かあったとしても、dカード GOLD海外旅行保険によって保険金が支払われます。
支払い対象となるケースは以下の通りです。
旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に死亡した時
つまり、旅行中の病気での死亡では保険金は出ません。あくまで、「事故によるケガが原因」での死亡の場合のみです。
加えて、「事故の日から180日以内」という条件も注意が必要です。事故で大けがをして生死の境をさまよい、その結果半年頑張ったが治療の甲斐なく190日目に死亡、というケースでは支払われないことになります。そのようなケースはかなりのレアケースであるとは思われますが。
保険金額は2パターンあります。旅行費用をdカード GOLDで支払っていた場合と、そうでない場合です。
旅行費用をdカード GOLDで支払いしていた場合、dカード GOLD本会員と家族会員(家族カード所有)は1億円です。
そうでない場合は5000万円です。一気に半額です。これを見ても、できる限り海外旅行費用についてはdカード GOLDでの支払いにしておきたいところです。
ちなみに、本会員の家族(家族カードを持っていない家族)に対しても死亡保険金はおり、金額としては1000万円となっています。
dカード GOLD会員が後遺障がいとなってしまった場合の保険/海外旅行時
dカード GOLD会員が後遺障がいを生じてしまった場合も補償されます。以下のケースで保険金が支払われます。
旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に後遺障がいを生じた時
対象となる会員は、dカード GOLD本会員と家族会員(家族カード所有)、そして本会員の家族です。
死亡時と同じく、海外旅行費用をdカード GOLDで支払っていた場合には、本会員と家族会員には障がいの程度に応じ、400万円~1億円が支払われます。
dカード GOLDで海外旅行費用を支払っていなかった場合には、本会員と家族会員には200万~5000万円となります。
dカード GOLD会員の家族の場合には40万~1000万が程度に応じて支払われます。
死亡だけでなく、後遺障がいにも保険金が支払われるということだけで安心感があります。
dカード GOLD会員の治療費用/海外旅行時
dカード GOLDを所有していると、海外旅行時および帰国後の治療費用に対しても保険金が支払われます。
怪我が原因での治療の場合と、旅行期間中に発病、または原因が発生した疾病の治療の両方に対応します。対象となるケースは以下の通りです。
【怪我】
旅行期間中の事故によるケガが原因で医師の治療を受けた時。※事故の日から180日以内に要した費用に限る。
【疾病】
旅行期間中に発病または原因が発生し(以下伝染病の場合は感染し)旅行行程終了後72時間以内に(以下伝染病の場合は30日以内に)医師の治療を受けられた時。
(コレラ・ペスト・天然痘・発疹チフス・ラッサ熱・マラリヤ・回帰熱・黄熱・重症急性呼吸器症候群・エボラ出血熱・クリミアコンゴ出血熱・マールブルグ病・コクシジオイデス症・デング熱・顎口虫・ウエストナイル熱・リッサウイルス感染症・腎症候性出血熱・ハンタウイルス肺症候群・高病原性鳥インフルエンザ・ニパウイルス感染症・赤痢・ダニ媒介性脳炎・腸チフス・リフトバレー熱・レプトスピラ症)※最初の治療日から180日以内に要した費用に限る。
保険金額としては、dカード GOLD本会員および家族カード所有の家族会員の場合が最高300万円、その家族の場合が50万円となっています。
この件に関しては、支払い対象となるケースとならないケースとが細かく規定されているので、旅行前にしっかり確認しておいた方がいいでしょう。
dカード GOLDの賠償責任保険/海外旅行時
保険において、「個人賠償責任保険」は非常に重要な保険の一つです。日常、知らない誰かに予想外にけがをさせてしまったり被害や損害を与えてしまった時などに役立つ保険です。
昨今、日本国内では火災保険や自動車保険に特約として存在していることが多いため、単独での申込みはあまりしないかもしれませんが、その分保険の重複にも気を付けなければいけない項目でもあります。
そんな、海外旅行時の賠償責任保険がdカード GOLDには付帯しています。保険金支払いの対象となるケースは以下の通りです。
旅行期間中に誤って他人をケガさせたり他人のものを壊したりして、被害者から法律上の損害賠償を請求された時
dカード GOLD本会員および家族会員の場合は一事故の限度額として最高5000万円まで、その家族の場合には最大1000万円となります。
こちらも、保険金が支払われるケース、支払われないケースと細かい取り決めがあるので、しっかり確認しておきましょう。
dカード GOLDの携行品損害補償/海外旅行時
海外旅行に付きものなのが、携行品の盗難です。海外によく行く人のほとんどが、何かしら心当たりがあるのではないでしょうか。
海外慣れしていない人はなおさらです。よく被害にあったという話を聞きます。特にスマートフォンやiPhoneなどは本当によく狙われますので要注意です。
ぼんやり歩きスマホをしていても盗難されるということはほとんど考えにくい日本ですが、それだけ日本という国が安全であるということでもあります。そんな安全な国で普段暮らしている日本人は、海外では格好のターゲットにされてしまいます。
もちろん油断しないようにするしかありませんが、それでもプロの手にかかれば被害にあうことだってあるでしょう。そんな時に頼りになるのが、この携行品損害に対する保険です。保険金支払いの条件としては以下の通りです。
旅行期間中に携行する身の回り品(被保険者の所有するもの)が盗難・破損・火災などの偶然な事故にあって損害を受けた場合
盗難だけではなく、破損・火災などの偶発的な事故に遭遇した場合でも対象となります。
1回の事故ごとに自己負担額として3000円は支払う必要がありますが、損害額の時価額または修理費用のいずれか低い方を、時価額を限度とし、さらに携行品一つあたり10万円を限度として支払われます。年間の限度額は最高で50万円(本会員/家族会員)/15万円(会員の家族)となっています。
よくある旅券(パスポート)の盗難などについても、現地での再発給費用(交通費、宿泊費含む)を5万円を限度に支払われますので非常に助かります。もちろん、パスポートの盗難などは一番注意しなくてはいけないのですが。
注意点としては、携行品によっては支払われないものもありますし、支払い対象外となるケースなどもありますので、要確認です。
dカード GOLDによる救援者費用補償/海外旅行時
もしかしたら聞きなれない費用かもしれません。
救援者費用とはつまり、本会員が死亡や遭難、それに準ずる害を被った場合に、捜索や看護のために現地に赴く費用、捜索のための費用などのことを指します。
本当に万が一のときのための保険となりますが、それでもあるかないかでは残された家族に対する負担がやはり全然違います。そういう意味で、dカード GOLDをただ所有しているだけでこうした補償を受けられると考えれば非常にお得といえそうです。
ちなみに救援者費用については、本会員および家族会員が年間限度額が最高500万円、その家族の場合が50万円となっています。
海外航空便遅延費用特約
なさそうであるのがこの海外航空便遅延です。
特に距離がある国への海外渡航の場合、必ずどこかの国での乗り継ぎが必要となってきます。その際に、航空便が遅延してしまい、次の乗るべき飛行機に搭乗できなかった、というケースで、さらに到着便の実際の到着時刻から4時間以内に出発便の代替となる他の航空便を利用できなかった時に保険金が支払われます。
この航空便遅延に対する保険については、上記の「乗継遅延」に加えて、「手荷物遅延」、「手荷物紛失」、「出航遅延」などにも適用されるため、非常に助かります。
dカード GOLDの海外旅行保険まとめ
以上みてきたとおり、海外旅行時のdカード GOLDの存在は、非常に大きいといえます。持っているか持っていないかでかなりの違いがあると言っていいでしょう。
よく海外に旅行に行く人、ビジネス上海外渡航が多いドコモユーザーなどにとっては、dカード GOLDは必携の一枚と言って間違いなさそうです。
dカード GOLDの海外旅行保険については、関連記事でも解説しています。→「dカード GOLDは海外旅行保険という観点から検証すると絶対的にお得」
dカード GOLDはショップに行かなくても申込み可能です。申し込みは公式キャンペーンサイトよりどうぞ。
↓公式キャンペーンサイトはコチラ
dカード GOLD・国内旅行保険を甘く見てはいけない
海外旅行保険と比べればどうしても軽視しがちな国内旅行保険。※
※国内旅行費用をdカードで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。
しかし、保険適用条件を満たしておけば、万が一の際様々な補償を受けることができるので、ここは甘く見ることなくしっかり活用していきたい部分です。
傷害保険のほかに、国内航空便遅延費用特約が存在するため、航空機が遅延・欠航してしまった場合に、宿泊費や食事費用などを補償してもらえます。
ただし、保険適用させるためには、国内旅行保険は海外旅行保険よりも少し条件が多いので、詳細内容は下記関連記事でしっかり確認しておいてください。
関連記事:「dカード GOLDの国内旅行保険の価値を知る」
dカード GOLDで利用したいVJデスク
dカード GOLDを利用していて海外旅行をする場合に是非活用したいのが、VJデスクです。
VJデスクとは、世界各地に設けられている専用デスクにて、現地事情に精通した日本語スタッフが快適であんしんな旅をサポートしてくれるサービスで、dカード GOLDを所有していれば費用等も一切かからず利用することができます。
インフォメーションサービス・リザベーションサービス・アシスタンスサービス・エマージェンシーサービスという四つのサービスを利用することができ、知らないと非常にもったいないので、是非一度活用を検討してみるようにしましょう。
関連記事:「dカード GOLDのVJデスクは海外旅行時に是非利用したい」
番外編:dカード GOLDの滞納請求はニッテレ債権回収より
ケータイスマホ料金を含むdカード GOLDの利用料金を滞納してしまった場合、通常のNTTファイナンスからの請求だけではなく、見知らぬ会社「ニッテレ債権回収」より請求通知が送られてきます。
通常はここに至る前に未払いに気づき、振込用紙で銀行など金融機関から支払いを完了させるものですが、それをせずにそのままにしておいた場合にのみ、この聞きなれない会社からの通知書が送られてくるわけです。
大抵、「ニッテレ債権回収」などという会社から通知が来れば、詐欺ではないのか、と疑ってしまうと思います。
しかし実際のところは法務大臣の許可を得た、債権管理回収専門業者です。
まずは当然のことながら支払いが遅れないようにすることが第一ですが、万が一遅れてしまった場合にも早めに振り込みを実施し、それでも遅れてしまった場合には「ニッテレ債権回収」から通知がきたとしても慌てないように、名前だけでも覚えておきましょう。
※詳細は別記事「dカード/dカード GOLDの支払い滞納をするとニッテレ債権回収から通知がくる件 」にて
dカード GOLD ポインコデザインを申し込む
2017年3月8日より、dカード GOLDの券面デザインに、「ポインコデザイン」が追加されました。
通常デザインとどちらかを、新規入会時、もしくはDCMXカード・dカードからのアップグレード時に選択することができるようになっています。
当初、後からのデザイン変更はできない仕様になっていましたが、2018年8月より有料で変更が可能となりました。→「dカード GOLDの券面デザインが変更可能に!」
ポインコデザインはどこかのタイミングで終了してしまう可能性もあるので、先にこちらを手に入れておくのもありかもしれません。
いずれにしても、お気に入りのデザインをしっかり選ぶようにしましょう。
関連記事:「dカード GOLD ポインコデザインが選択可能に」
同時に、dポイントカードについては数多くの券面デザインがあるので、お好みのデザインのdポイントカードを探してみるのもお勧めです。→「dポイントカードをコレクションしてみた!」
dカード GOLDの注意点
ポイント付与は各種割引サービス適用後の料金に対して
ここまで、褒められるだけ褒めてみたので、ここらでdカード GOLD(旧DCMX GOLD)の落とし穴というべき注意点について解説していきます。
まずはポイント付与についての大きな注意点を挙げてみます。
ドコモおよびドコモ光利用分に対する10%ポイント還元において、ポイント付与の対象となるドコモの利用金額は、「各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、およびユニバーサルサービス料の金額」に限定されています。
ここは、案外見逃しがちですが、実は重要なポイントです。
おそらく、これだけ聞いてもわかりにくいと思いますが、重要なのは「各種割引サービス適用後」の料金に対してポイントが付与されるいう部分です。
あくまで、値引いたあとの料金にしかポイントはつかないため、実際にポイント付与対象となる料金は、実際の利用料金よりも少なくなります。→「dカード GOLDのdポイントクラブご優待(10%還元)を詳細まで理解して使いこなす」
dカード GOLDの「こえたらリボ」「あとからリボ」「ボーナス一括払い」
dカード GOLDは、ほかのクレジットカードも一般的に備えている「リボ払い」にも対応できるようになっています。
リボ払いを利用すれば、毎月事前に決めた金額だけを支払いしていけばよく、極端に大きな負担がかかるということがなくなります。
そのため毎月支払い額の変動に悩まされるということがなくなるため、返済計画をある程度わかりやすく立てることができます。
一般的なリボルビング払いには、大きくわけて定額方式・定率方式・残高スライド方式という3種類の方式がありますが、これがさらに細分化されるほど、様々な種類があります。
dカード GOLDにおける「こえたらリボ」「あとからリボ」については、定額方式の中の「元金定額リボルビング方式」に当たります。
入会時のiDキャッシュバックキャンペーンにも関連してきますので、もちろん積極的に利用してもいいのですが、理解した上で利用しないと問題もある「リボ払い」なので、基本的には最も一般的な翌月一括払いを利用するのが一番お勧めです。
詳細は関連記事「dカード GOLDの『こえたらリボ』『あとからリボ』を考える」にて解説しています。
そのほか、dカード GOLDは分割払いやボーナス一括払いにも対応しています。
関連記事を参考にどうぞ。「dカード GOLDのボーナス一括払い」
dカード GOLDをお得に利用するための関連記事一覧
dカード GOLDの特典・メリットに関連した記事の一覧をまとめておきます。
dカード GOLDは一言では説明できないくらい多くのメリットがありますので、項目ごとにそれぞれの記事で詳細解説しています。気になる記事があれば参考にしてみてください。